テスラのセキュリティにセントリーとダッシュカム！
テスラの車両周りには8台のカメラが付いていて、セントリーモードをオンにしておくとテスラをロックしてパーキング状態のときに、カメラとセンサーがONになってテスラに近づく人を記録したり、テスラ周辺での不審な行動を記録できます。
ダッシュカムは、ドライブレコーダーのような機能で、車両周辺を走行中なども含めて記録することで事故の検証などに役立ちます。
テスラモデル３の場合、どちらのデータもグローブボックス内の奥にあるUSB-TypeAの場所に元々刺さっている128GBのUSBメモリに記録されますが、セントリーとダッシュカムの両方を保存するとそこそこの容量になるため、あっという間に以前のデータを消しにかかってしまいます。
もうちょっと長めに録画を取っておきたいため、USBメモリから大容量SSDに変更してみました。
場所を取らないようにM.2規格のSSDを使用
今回は1カ月程度はためておきたいので、500GBのSSDを用意して記録しようと思います。USBメモリの4倍の容量です。書き込みスピードなどによってはエラーが出てしまったりもあるようですが、今回選択したSSDは全く問題なく使えていますので、お勧めできます。
今回使用するSSDはM.2規格のコンパクトなものを専用ケースに入れて利用します。
SSDはKIOXIA(キオクシア)のNVMe SSD 500GB Type2280 PCIe Gen 3×4 を使用します。
そして、これを入れるケースも購入します。なるべくコンパクトでアクセスランプが付いているものが良いですね。
Inateck M.2 SSDケースがありましたので、こちらを選択しました。なぜならこのケースはUSBケーブルが2種類入っていてくれるので、後で設置場所も変えられます。
これは誰でも簡単に組み立てられますので、ちょっとしたDIY気分で長時間録画するためのSSDをセットしてみましょう！あえてケースとSSDを購入するのは、後で１TBとかにしたくなった時に、SSDだけを購入して差し替えが行えるようにしたいからです。
２つのパッケージを開けるとパーツはこれだけです。ケースにはUSBケーブルが2種類ついていてくれます。テスラモデル3の場合グローブボックス内のUSBはType-Aでセンターコンソール内のUSBポートはType-Cです。今まで通りグローブボックス内にするなら、下の写真の右側のケーブルを利用し、センターコンソールに置きたいなら左のケーブルをつかいます。
私はグローブボックス内に置くので右のケーブル、Type-CとType-Aのケーブルです。しっかり差し込んでケースを着けるだけ。組み立てるというよりは、しまうだけです。
早速テスラのグローブボックスに取り付けです。元々刺さっていたUSBメモリを抜いて差し込みます。差し込んだらSSDドライブをフォーマットします。モデル３で映像を保存するにはexFAT、MS-DOS FAT、ext3、ext4にフォーマットします。フォーマットは接続後にテスラのモニタから操作可能です。
テスラのモニタでは「安全」をタップして、ダッシュカムのところにある「USBドライブをフォーマット」をタップすればドライブのフォーマットが行われます。
これで、大容量なストレージにダッシュカムとセントリーモードの映像をじゃんじゃん保存していきます。
数日間乗った後に、SSDドライブをテスラから取り外してMacで見てみました。取り外すときは念のためセントリーモードをOFFにして、ダッシュカムなどの記録が行われていないのを確認してから取り外しましょう。
やはりすごい量になりますね、それぞれの前方、後方、両サイド、それぞれの映像を記録しているので膨大です。SentryClipsに駐車中のセントリーモードの記録が入り、ダッシュカムの映像はRecentClipsとSavedClipsに入ります。
500GBくらいあれば、これだけのデータを録画しても十分でしょう。使用状況によっては1カ月持たないかもしれませんが、数週間記録されていれば問題ないでしょう。
日本の駐車場は狭いところも多く、いまだにドアが当たったくらいなら気にしないで行ってしまう人も多いため、セキュリティはとても大事ですね。後から気づいたときに録画データが上書きされていたら証拠がなくなってしまうので、少し容量の大きなものに変更しておくと安心です。
今回のパーツは以下のサイトからも注文可能です。
