土曜日 , 11月 1 2025

「JAPAN MOBILITY SHOW 2025」上手な歩き方(ファミリー編)

南館に行きがちな家族連れ。いやいや超穴場あります!

JAPAN MOBILITY SHOW2025(JMS)が開幕。10月31日(金)~11月9日(日)までは一般公開が開始されました。JMSは家族で行っても楽しいイベントです。丸々1日楽しめるため、朝から行って日本最大のモビリティイベントを楽しみましょう!

まずは全体マップを確認

Japan Mobility Showで家族連れで行く場所と言ったら「南館4階」がメインになります。ここはトミカやキッザニア、スーパーカーなど子どもたちが喜ぶ展示が沢山あり、しかも4Fから屋上テラスにでると、そこにはキッチンカーが沢山出展しています。南館1Fにはトヨタもあるので、南館だけしか行かない人もいますが、ちょっとまった。今年はもっといい場所あるんです。

各エリアの主要企業は以下の通りです。ファミリー向けにカスタマイズしています。

東エリア4・5・6

  • HONDA(本田技研)
  • SUZUKI(スズキ)
  • MAZDA(マツダ)
  • SUBARU(スバル)
  • Mercedes Benz(メルセデス・ベンツ)
  • BYD(ビーワイディー)
  • Hundai(ヒョンデ)
  • KIA(キア)
  • ISUZU(いすゞ)
  • HINO(日野)
  • FUSO(三菱扶桑)
  • YAMAHA(ヤマハ)
  • KAWASAKI(カワサキ)

東エリア7・8

  • SHARP(シャープ)
  • LOTTE(ロッテ)
  • nichicon(ニチコン)
  • 自動車整備人材確保・育成推進協議会
  • キャンピングカーゾーン
  • ほか

リア(1F)

  • NISSAN(日産)
  • MITSUBISHI(三菱)
  • BMW(ビーエムダブリュ)

西エリア(4F)

  • BRIDGESTONE(ブリジストン)
  • YOKOHAMA(横浜ゴム)
  • DENSO(デンソー)
  • 日本自動車部品工業会
  • 曙ブレーキ
  • ほか

大手自動車メーカーを支える中小企業やスタートアップ企業、タイヤメーカーの取組などが展示されています。

エリア(1F)

  • TOYOTA(トヨタ)
  • CENTURY(センチュリー)
  • LEXUS(レクサス)
  • DAIHATSU(ダイハツ)

1Fはトヨタ系企業の「トヨタ館」になっています。

南エリア(4F)

  • タカラトミー(トミカコーナー)
  • キッザニア東京(車関連職業体験)
  • 日本スーパーカー協会
  • 東京オートサロン

こちらは子供を中心に車好きも集まるエリア

まずは、こちらから公式マップもダウンロードしていつでも開けるようにしておきましょう。

>>Japan Mobility Show 会場地図ダウンロード

ファミリーで回るなら体験やゲーム、ノベリティエリアを中心にまわろう!

JMSの楽しみの中心にあるのが「体験」です。すべてのエリアに体験コーナーがありますが、子ども向けにつくられているのは南館です。すべてを見て回りたいのなら、キッザニアは見るだけでパスしましょう!実はそれこそが、子どもが体験しながら学び、知識を感じ取りながらJMSを楽しむ一番良い方法です。

キッザニアは外せない場合:

この場合、朝早くから行って、予約をしてから回るので、南エリアと西エリアを中心に動くことになります。キッザニアの順番が遅い場合には南から最も遠い東エリアから順番にまわりますが、途中にある様々な体験に並んでしまうと、他をまわれなくなってしまいます。電車で来ても車で来てもまずは南4Fに行く事になります。

南4F→南1F→西1F→西4F→フードトラックエリア→南4F→(時間があれば東エリア)

▼広く沢山体験したい場合:

この場合、コースは「ビジネス編」を見てください。特に西エリア部品などは小さい子供には興味がないかもしれませんが、このエリアでも子供向けにスタンプラリーやクイズなどによる景品やガチャが沢山用意されています。西エリアではノベリティをゲットしながら自動車に必要な部品や未来・カーボンニュートラルへの取組を学べます。(※電車で来た場合と車で来た場合でスタートが変わります。詳しくはビジネス編を見てください。)

>>ビジネス編の動き方

まずは王道の南館4階

限定トミカを手に入れたり、オフィシャル商品のストアで買い物を楽しむ

トミカのミニカーになっている車がそのまま実車としてみれるのもこのエリアの魅力です。

トミカコーナーでは、JAPAN MOBILITY SHOW 2025の限定トミカが発売されています。こういったものは、来場した記念に大切にとっておくものです。来場していないのに購入する人がいるみたいですが、何の意味があるのでしょうか?

自動車屋さんごっこを楽しむ子ども向けエリア

キッザニアでは、自動車メーカーのスタッフになりきって車の修理を体験したり、接客を体験したりします。スタッフ用のユニフォームに着替えて来場した記念に撮影したりこどもが「自動車屋さんごっこ」楽しむエリアです。

毎年整理券が無くなる人気のエリアのようですが、今年はここよりも次に紹介するエリアにいってみてはいかがでしょうか。

大人もうれしい!スーパーカーエリア!

憧れのスーパーカーや昔の名車が並ぶコーナーです。普段町ではほぼ見かけないかっこいい車がいっぱい!

南1Fは「トヨタ館」

自称「トヨタ館」と呼んでいるトヨタグループのエリアでは、未来のモビリティが展示されています。

JAPAN MOBILITY SHOW 2025 #JMS2025 ELECTRICLIFE エレクトリックライフ

トヨタの主力商用バン「ハイエース」のコンセプトカーは、小さなクリニックにもなる広い空間を見ることができます。

部品パーツエリアの西エリアには多くの学びがある!

西1Fは大手国産メーカーとベンチャー、そして未来のモビリティ体験

西1Fには日産や三菱、BMWなどが展示されています。そして中小企業や大学、ベンチャー企業の取組が行われている「Startup Future Factory」があり、知られざるテクノロジーが学べます。

Tokyo Future Tour 2035エリアでは10年後の未来をテーマにした乗り物を展示。どれだけ現実のものになるのか、子どもの10年後と併せてかんがえると自分たちの未来も想像できます。

西4Fエリアでは、自動車部品や関連メーカーが出展

西エリア4階は部品パーツの企業が多く難しそうなイメージもありますが、企業側も子ども向けコンテンツを沢山用意してくれています。

企業エリアで学びながらノベリティをゲット

スタンプラリーやアンケート、クイズなどに応えて企業のノベリティグッズがもらえるのもこのエリアです。学校の授業とは違う、実際のものを見ながら専門スタッフがやさしく技術をおしえてくれます。

家族でこういったところに出かけたときには、親が見て聞いたことを、子どもにやさしく説明してあげるという事が大事。聞かれたことが分からなかったら「じゃあ、あそこのスタッフに聞いてみよう!」と一緒に人に聞く姿勢を見せるのも大切です。

絶対行きたい体験ブースは「東エリア」の本格自動車整備

本当の体験を通じて親子で何を話したか?それこそが記憶に残る

体験ブースと言えば、南館のキッザニア東京。こちらは自動車に関係する様々な職業を体験でき楽しい思い出が作れるエリアですが、この東館にある「チャレンジ未来の自動車整備士」コーナーは最もお勧めしたい子ども体験ブースです。ここは小学生くらいの子どもたちを対象としています。

何が、キッザニアの体験と違うかというと、「本物」ということです。本物の整備士が、本物の工具を使って、本当の車の整備を体験できます。

近年(+)や(ー)ドライバーなど簡単な工具すら使えない子どもが多くなってきています。子供の吸収力は非常優れていて、小さいころからこういった工具を使う事でモノづくりの知恵がついたり、工具を正しく使えるようになり、決して危ない使い方をしなくなります。

もちろん本物の車を整備します。

やはり、子どもは本物に触れると強烈に記憶にのこるものです。そして楽しかった思い出といっしょに「経験値」として残ります。このブースは、子どもと一緒に大人も勉強になるブースです。子どもがチャレンジする姿を親が横で見ることで親子に残る体験にしましょう。

ご当地ナンバーで記念ナンバーを作ろう

全国自動車表板協議会のご当地ナンバープレート展。ここではナンバープレートを展示しているだけでなく、その中から好きなナンバーを選んで自分が選んだ番号でナンバーを作ってくれます。

全国各地のご当地ナンバーを一気に見ることができます。好きなデザインを入れて好きな番号を選んでストラップと一緒に記念でいただきました。(事務局スタッフは大阪万博のものにしてみました。)

家電メーカーが作る新しいモビリティ

家電メーカー「シャープ」が提案するモビリティは、自宅のひと部屋がそのまま動いて移動するLDK+モビリティです。自宅のガレージは、そのままリビングに直結し、車が自宅にある時は部屋の1つとしてつかうというあたらしい生活の提案です。お父さんの書斎?それとも子供のエンタメルーム?

キャンピングカーコーナーで「動く家」を体験

日本RV協会が展開するキャンピングカーゾーン(東8エリア)も家族で見て楽しいコーナーです。まるで「動く家」ともいうべきキャンピングカーは、その装備も年々充実しています。

コンパクトな軽自動車サイズのものから、大型のものまで、中にはダースベイダー仕様のキャンピングカーもあったりとその数と種類も多彩です。

実際に乗れる車もあるので、家族で乗り降りしてキャンピングカーを体験できます。

東4・5・6こそモビリティショーのメインエリア

子供に見せたい未来の企業

Japana Mobility Showには世界を代表する多くの企業が来ています。街中で沢山見かけるエンブレムの中でも、まずは国産企業はしっかりと知っておいてほしいもの。そのなかでも特に凄いのが、陸・海・空・宇宙という人類が利用するすべての環境に挑戦している企業HONDAブース。(東4エリア)

JAPAN MOBILITY SHOW 2025 #JMS2025 ELECTRICLIFE エレクトリックライフ

はたらく車も沢山展示されています。次世代の水素エネルギーをつかった大型トラック。普段はなかなか近づけませんが、子ども安心して近づけます。

フードトラックコーナーでご当地グルメを楽しもう!

フードトラックエリアはどこにでもありますが、最もにぎやかなのが、南館4Fと西館4Fを繋ぐ屋上エリアです。スイーツのフードトラックは南館1Fと西館1Fの間にだけあります。JMSの楽しみの1つですが、あくまでモビリティの体験を優先にしてもらいたいので、通るついでに立ち寄ってみましょう!

JAPAN MOBILITY SHOW 2025 #JMS2025 ELECTRICLIFE エレクトリックライフ

ひとそれぞれ、見方は色々ありますが、ここで紹介したポイントを抑えて効率的に回れば、1日で無駄なく効率的に見て回れます。ビジネス編も参考に、楽しいモビリティ―ショーにしてください。

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About Electric Manager

大学時代に電子工学を専攻し、電気自動車やソーラーカーの研究を行う。 電気工事士の資格も持ち、自動車メーカーでの電気自動車関連の仕事や電力会社での電気工事、その後は充電スタンドV2Hの営業など弱電から強電まで広いエリアを専門としています。

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