木曜日 , 7月 31 2025

【2025年秋発売】ホンダ N-ONE e:は軽EVの新たな本命か?航続270km超の実力とライバルを徹底比較!

ホンダが新型「N-ONE e:」で軽EVを更に進化させる!

2025年秋、ついに待望の軽EV、ホンダ「N-ONE e:(エヌワン イー)」が発売されます。レトロで愛らしいデザインはそのままに、EVならではの先進性と驚きの実用性を秘めた一台です。この記事では、現時点で判明しているN-ONE e:の魅力を徹底解剖し、その真の実力に迫ります。「新しい時代の“相棒”にピッタリかも?」そう感じていただけるはずです。

一目でわかる!N-ONE e:の「ココが凄い」3つのポイント

専門的な話の前に、まずはN-ONE e:が持つ特に注目すべき3つの魅力をご紹介します。

  1. 圧倒的な航続距離「270km」以上! 軽EVの弱点とされてきた航続距離の短さを克服。日常の買い物から週末のちょっとした遠出まで、充電の不安を気にせず楽しめるようになります。
  2. 時代を超えて愛されるデザイン 多くのファンを持つN-ONEのデザインはそのままに、EVらしいクリーンでモダンな要素をプラス。毎日乗るのが楽しくなる、あなたの個性を表現できる一台です。
  3. 軽とは思えない驚きの使い勝手 ホンダ独自の技術「センタータンクレイアウト」により、EVになっても室内空間は広々。多彩なシートアレンジで、大きな荷物も背の高い荷物もお任せです。

【スペック徹底解剖】力強い走りと安心のバッテリー性能

見た目のかわいらしさとは裏腹に、N-ONE e:の性能は非常にパワフルで実用的です。

  • パワートレイン:坂道も高速もストレスフリー 商用の「N-VAN e:」で実績のある力強いモーター(最高出力、最大トルク)が搭載されると予想されています。これはガソリンのターボ車をもしのぐ力強さで、発進から高速道路の合流まで、静かでスムーズな加速を体感できます。
  • バッテリーと充電:毎日の暮らしにフィット バッテリー容量は、日産サクラや三菱eKクロスEVは20kWhですが、その約1.5倍となる約が見込まれています。これにより、270km以上(WLTCモード)の航続距離を実現します。
    • 普通充電(6.0kW対応): ご自宅のコンセントで、約5時間で満充電。寝ている間に充電が完了します。
    • 急速充電: お出かけ先では、約30分で80%まで充電可能。買い物や食事の時間で気軽にチャージできます。
N-ONE e: エレクトリックライフ ELECTRICLIFE
フロント向かって左が普通充電、右側を開けるとCHAdeMO急速充電が可能

【内外装レビュー】シンプルだけど新しい。暮らしに寄り添うデザイン

N-ONE e:は、日々の暮らしに彩りを加える工夫が満載です。

  • エクステリア:心躍るカラーと洗練されたディテール 新色の「チアフルグリーン」をはじめ、毎日のお出かけが楽しみになるような明るいカラーが揃います。EVならではの凹凸の少ないクリーンなデザインも魅力的です。
    N-ONE e: エレクトリックライフ ELECTRICLIFE
    写真はチアフルグリーン・ボディ各所にリサイクルされた、サステナブル素材を使用。

     

  • インテリア:あえての「ナビレス」で、あなただけの空間を ベースグレードでは、あえてカーナビをなくしたシンプルなオーディオ仕様が基本となります。これは、普段から使い慣れたスマートフォンのナビアプリを使う現代のライフスタイルに合わせた選択。コストを抑えつつ、スッキリとした居心地の良い空間を実現しています。
  • シートアレンジ:競合にはない「もうひとつの荷室」 N-ONE e:最大の武器が、ホンダ独自のセンタータンクレイアウトが可能にする多彩なシートアレンジです。
    • ダイブダウン: 後部座席を足元に格納すれば、自転車なども積める低くて広大な荷室が出現します。N-ONE e: エレクトリックライフ ELECTRICLIFE
    • チップアップ: 後部座席の座面を跳ね上げれば、ベビーカーを畳まずに置いたり、観葉植物のような背の高い荷物を積んだりできる「第2の荷室」が現れます。他のEVには見ない、Honda N-ONEシリーズならではの大きなアドバンテージです。
      N-ONE e: エレクトリックライフ ELECTRICLIFE

最高のドライビングエクスペリエンス「ワンペダルドライブ」

当サイトが最もお勧めしたいホンダN-ONE e:のポイントはこの部分です。従来のハイブリット車やガソリン車には搭載されてこなかったワンペダルドライブ。ホンダは「シングルペダルコントロール」と呼んでいますが、アクセルペダルだけでの運転です。

これは、乗ってみないとわかりませんが、一度このモードで乗ってしまうともう戻れません。出発から帰宅まで、滅多なことが無い限りブレーキを踏むことはありません。これは運転中に踏みかえ動作が無くなるため、長時間の運転も非常に楽になり、なによりも安全性が高まります。

今までは、ブレーキを放すとクリープでゆっくり進んでしまいますが、これが無くなります。下り坂もブレーキを踏まず、強い回生が効いてモーターが停止するため、雪の下り坂なども安心です。そしてブレーキを踏むことが殆どないため、ブレーキパットの交換サイクルは圧倒的に少なくなります。

このドライビングエクスペリエンスは本当に最高です。次項で述べますが、ライバル車は残念ながら搭載していません。

【ライバル対決】N-ONE e: vs 日産サクラ 買うならどっち?

軽EVの購入を考えたとき、最大のライバルとなるのが日産「サクラ」です。日産サクラは2022年に発売されていますが、決してスペックが劣っているわけではありません。

実はどちらも電費性能はあまりかわりません。そのため、サクラは20kWhのバッテリーを搭載して航続距離がWLTCモードで180km(実際は140km程度)。N-ONE e: は30kWhのバッテリを搭載しての270km(実際は210km程度)となり、バッテリが1.5倍になっているので、航続距離も1.5倍になっているというわけです。

NISSAN SAKURA エレクトリックライフ ELECTRICLIFE.JP

※写真は日産サクラ。EVらしい高い走行性能はあるも、ワンペダルドライブは無い。

しかしながら、30kWhの電力を搭載させ、かつコンパクトに、荷室も広くとれる設計になっています。サクラもV2H対応ですが、20kWhの電力ではちょっと外部への給電は心配です。ましてや出かけた先で使うのなら、走行用に20kWhを走行用につかっても10kWhも他の事に電気を利用できます。

性能では決定的にEVらしさが出たN-ONEに軍配が上がる

日産は、乗用車EVを牽引してきたリーフに搭載していたワンペダルドライブ「e-Pedal」を軽EVと新しいSUV「アリア」から外し、e-Pedal Stepという中途半端なペダル操作に変更してしまいました。これは回生は強く効くも、ブレーキを踏まないと止まらないという仕組みです。日産リーフで好評だっただけに非常に残念でした。

この時点でN-ONEは運転のしやすさ、バッテリー容量で圧倒します。詳しく後述しますが、V2Lアタッチメントなども魅力的です。

EVの新常識ともいえるシングルペダルコントロールで多くのユーザーに新しいドライビングエクスペリエンスのインパクトを与えるでしょう。

「走る蓄電池」にもなる賢さ

N-ONE e:は、V2H(Vehicle to Home)や外部給電機能にも対応しています。これは、クルマに貯めた電気を家庭用の電力として使ったり、屋外で電化製品を使ったりできる機能です。普段の電気代節約はもちろん、災害による停電時には「走る蓄電池」として、家族の安心を守る心強い味方になります。

しかもV2Lに関しては専用アタッチメントを普通充電ポートに取り付けて、

ホンダN-ONE e:は、補助金も手厚い

2025年秋に登場するホンダ「N-ONE e:」。その魅力は、単なる軽EVという枠には収まりません。

  • デザインも走りも実用性も、何ひとつ妥協したくない方
  • 充電の不安から解放され、自由なカーライフを楽しみたい方
  • 自分らしいライフスタイルを表現できる、長く付き合える「相棒」を探している方

価格は260万円~300万円くらいか?

価格は、ライバル車と軽自動車として買いやすいところを考えると260万円~300万円程度に抑えられると、ライバルに対してかなり優位になる事でしょう。

国の補助金が、57.4万円と手厚く用意されているため、都道府県や市町村が用意している補助金も合わせれば、100万円前後の補助を受ける事もできます。

これらを活用すれば、実質的な価格はガソリン車やハイブリット車よりもかなり安く購入する事も可能です。

愛らしい見た目と、それを超える実力を秘めたN-ONE e:。新しい時代のカーライフを始めるのに、これ以上ない一台と言えるのではないでしょうか。

2025年8月1日から先行予約が開始される予定です。気になる方は、ぜひお近くのホンダ販売店で最新情報をチェックしてみてください。

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