テスラモデルSを超えるか?ルシードが納車を開始!
米Lucid Motors(ルシード・モータース)は電気自動車(EV)のベンチャー企業です。Tesla ModelSの開発を担当したピーター・ローリンソンがLucidへ転職しその後CEOとなりました。
兼ねてからTesla ModelSを超える性能を誇るといわれているLucid MotorsのフラッグシップセダンであるLucid Air(ルシード・エア)がいよいよ2021年10月30日に納車を開始しました。今回は限定生産のDream Editionが納車されます。
納車される初のLucid Airの基本スペックはテスラのモデルSを大幅に上回るもので、118kWhの大容量バッテリーを搭載し、1,111馬力で、EPAサイクルで520マイル(837km)という航続距離となっています。0 – 60mph ( 97km/h)は2.46秒と驚異的な数値を誇り、1/4マイル(400m)は9.67秒で駆け抜けます。(※この速度は21インチホイールパッケージで記録)
既に先進的なフルセルフドライビングのソフトウェアを有するテスラにソフトウェア面でどれだけ対抗してきているかは今後のユーザーエクスペリエンスから報告されてくることでしょう。
いずれにせよ待望の納車が始まったルシードですが、昨今の半導体や材料不足の煽りを受け、初回予約のバックオーダー1万7千台をどのようなスケジュールで捌いていけるのかも注目です。