テスラ推奨のダッシュカム・セントリー用メディア
テスラには駐車時の監視機能として「セントリーモード」と呼ばれる録画機能が用意されています。テスラ車の外部に取り付けられたカメラによって、高画質で完璧に録画しています。駐車中の事故やドアパンチ、イタズラなども常時録画によりしっかり記録されています。
更に走行中などの様子を記録しておく「ダッシュカム」はドライブレコーダーの役割をしています。
テスラ標準では128GBのUSBメモリが搭載されていて、数日間記録できますが、セントリーモードもダッシュカムも利用しているとあっという間に過去の記録が削除されていくため、更に大容量にしたいところです。また壊れた場合にはテスラ公式サイトから全く同様のUSBメモリを購入するか、またはテスラ推奨のメディアを購入することになります。
ちなみに標準付属のUSBメモリについては、テスラからのプレゼントという位置づけになっているようで、壊れても保証対象外になっています。
テスラ推奨メディア一覧
以下はテスラサポートなどが推奨しているメディアです。容量が大きすぎたり、書き込み速度が速すぎても正常に動作しないようで、テスラサポートで動作確認を行ったものだけを推奨しているようです。
USBタイプ
USB microSDカードリーダータイプ
- SanDisk MobileMate USB 3.0 microSDカードリーダー
(推奨:Samsung PRO Endurance 100MB/s(U1)MicroSDXCメモリーカード)
推奨しているものは128MB以下のものが殆どで、大容量にしたい場合などは他のものを試してみるしかありません。
より大容量にしたり、交換する場合の注意点!
どんなUSBメモリやSSDドライブでも機能するとは限りません、テスラはソフトウェアのアップデートなどにより、システムの仕様が変更されていくため、純正以外のものを使っていると、正しく動作しなくなってくる場合があります。
以前当サイトでもSSDへの乗り換えを紹介しましたが、その後も録画については問題なくできているため、大容量にしたおかげで1カ月分の記録を取ることができています。(以下記事参照)
しかし1点問題が生じています。容量が多すぎて、テスラモデル3の2021年上海モデルに搭載されているインフォテイメントシステムでは、プレビューリストの表示に信じられないような時間がかかるため、実質モデル3のモニタ上ではプレビューできないと言ってよいと思います。

そしてそのプレビューの遅延により、しっかり記録はされるものの、メディアに問題がある旨のエラーが表示される場合があります。これはPCに接続して修復するとすぐに治ります。(プレビューをしないようにしていると発生しません。)
私の場合、USBメモリを使っていても2021年モデル3のプレビュー表示は遅いので、どのみちパソコンに繋いで確認するようにしていたので、引き続きSSDを使っています。数週間後に気づく傷などもあるでしょうから、長く記録できた方がよいからです。