米国で見たModel Sがすごかった・・・
2013年に米国はカリフォルニアのサンタクララで初めてTESLAのModel Sを見た私は衝撃をうけました。
電気・モーターで動く、iPadがついた車・・・。こんなイメージでした。
アメリカにはすごい車がある。日本にも2010年10月から青山にショールームがあると知ったのですが、私には無縁の車と思っていました。
テスラの事は忘れていた2015年6月、福岡ホークスタウンに宿泊した際にフロント前に不自然に止まっている2台の見たことある車に出会います。
明らかに普通の車と違うフロントグリル、思わず駆け寄っていく中からテスラのシャツを着た人が出てきました。
看板も出ていない、なんだかわからなかったので、何をしているのか聞いてみたら
「試乗会です!」
え!w この状況で試乗会って全然わからないですよ!!聞いてみたら免許見せてもらえればすぐに試乗できるという事。博多の街を試乗できることになりました!!
黒船来航!
黒のModel 3、まさに黒船来航です。走りの性能の高さ、乗り心地、どれをとっても魅了されないわけありません。テスラのスタッフの方も助手席で上手に説明してくださいました。
途中充電スタンドも体験してみたいとお願いすると、正面のパネルで充電スタンドを探し、近くの日産ディーラーに行くことになりました。颯爽と日産に入っていくとドックからメカニックの方々がめっちゃ見ています。
EV充電スタンドのところに車を止めると中から偉い方と思われる人が出てきまして、「そこはEV専用だからだめですよー!」と注意を受けてしまいます!!!
知っていると思われるスタッフが耳打ちしています!そう、これはテスラという電気自動車ですよ。
当時の日産充電スタンドには課金の仕組みがついていないものもあり、これもそのタイプだったので店内にて500円支払う事になります。
CHAdeMOアダプタは今のものとあまり変わらないですね。30分間充電できるはずでしたが、5分ほどで試乗に戻りました。
この時テスラのスタッフさんが両側を日産スタッフに囲まれて連れ去られる様は、黒船でやってきた渡来人が奉行所の人に連れて行かれてしまうようにすら見えました。
翌2016年にも青山のお店で試乗しました。自分で運転してしまうと、もう虜になってしまうのがテスラ。東京の街では周辺認識の高さに驚愕。
しかしこの時点でもModel Sは高根の花。
Model3発表!大衆車セグメントとして
青山で試乗を終えたころ、TESLAからModel3が2016年3月31日に発表されました。大衆車セグメントとしてテスラがリリースしたモデル3は発表が米国市場で発表から2カ月で37万台を超える予約がはいったようです。
日本市場では米国市場から遅れること3年、2019年5月31日から予約の受付が始まり、同年9月から納車が開始されました。大衆車セグメントとはいえ、一番下のグレードのスタンダードレンジプラスでも511万円。乗り出しは600万円を超えてくるため、まだまだ日本では大衆車とは言えない状況です。
GIGA上海の誕生、最大80万円の補助金で一般向けへ
2021年3月に衝撃的な値下げが行われます。今まで511万円スタンダードレンジプラスは、-82万円引きの429万円へ。ロングレンジは655万円が499万円と156万円の値引きと一気に値下げが行われます。
これは、中国の上海にテスラの工場ができたため、生産コストや輸送コストが大幅に下がったため可能になったものです。
そして更に追い風となったのが、令和2年度の補正予算で、再エネの電力活用により電気自動車購入の際に最大で80万円の補助金が出るというものです。
2021年3月26日から一社)次世代自動車振興センターにてこの受付が開始された事により、429万円になったスタンダードレンジプラスは実質349万円で購入できるようになったのです。ようやく我々一般人にも手が届くものになったでしょう!!
もはやテスラが好きな一般ピーポーとして、これだけ背中を押されて買わないわけにはいきません!!
そして私の大好きなYouTuberの「EVネイティブ」さんが、EVの買い時についていつも言っていました・・・
「ぐちぐち悩んでいる暇があったら、とっととポチることをお勧めします」(いや、こんな言い方してなかったかもしれないけど・・・)
なので、ポチッた次第であります。
テスラパワーウォールをゲット
2021年1月にはテスラパワーウォール(TESLAの蓄電池)を自宅に導入しました。車は無理っぽいから蓄電池で我慢しようと・・・。そしたらこの値下げ。蓄電池を買ったけどテスラに乗れる可能性が出てきたわけです。
TESLA製品はすべて1つのアプリでコントロールできます。2016年に青山で試乗した際に、買ってもいないのにすでにアプリはダウンロードしてありました。TESLAアカウントもその時に作り、何度ウェブ上で見積もりを作ったことか。パワーウォールを設置したおかげで遂にこのアプリを使うときが来たわけです。
ポチる前に何度も応募したテスライベント
決心が固まっていたのに、まだModel3を試乗していないこともあり、やはり川崎で試乗をしてからという事にしたわけです。その間に、テスラが企画していた「古民家の宿 川の宿離れ 1泊2日&Model3無料貸し出し」なんかにも家族中で何度も応募しましたが、当選せず・・・。
自宅にあるパワーウォールとウォールコネクターの連携、ウォールコネクターの性能などを見てから決めたかったのですが、それはかないませんでした・・・
ラゾーナ川崎試乗、帰宅後すぐにポチリ!
青山で試乗した経験があったので、青山に連絡してみると今(2021年6月)はラゾーナ川崎で試乗を行っているとのこと。試乗を申し込み、妻を連れて出かけました。あまり乗り気でない妻にもテスラEVのすごさを知ってもらうためです。
やはり試乗してよかったです。車の性能は昔乗ったModelSのように細かいところまで自動化になっていなかったり、アクティブサスペンションが無かったりと必要最低限の機能にはなっておりましたが、なによりテスラはその走りの性能で魅了されてしまいます。加速、コーナーリング、車の安定性、乗り心地。それに加えて液晶パネルだけですべてをコントロールするスマートさ、他の細かい機能よりもその走りの性能に魅了されてしまいます。
妻も納得で、帰宅後ポチリ!
納期が12週~16週となっていましたが、やはり4カ月かかりました。そのまとめ記事を寄稿していますので是非ご覧ください。