世界の電気自動車市場をリードしてきた日産リーフ
グローバル市場で通算57万7千台を超える販売を誇る日産リーフはかつてから電気自動車市場をリードしてきました。その日産リーフがヨーロッパ市場向けに2022年のマイナーチェンジを行ってきました。
このマイナーチェンジでは主に「デザイン」の部分が変更されていて、新色などが選択できるようになっているようです。
まずデザインの部分で真っ先に違いが分かるのが、ホイールのデザイン。日産がアンビション2030で発表してきたグローバルでのEV化のコンセプトに合わせたデザインに仕上げてきています。今後2030年までに、15車種のEVをリリースするという日産が、まずは「ホイール」を見せてきた。という事になります。
そして、ぱっと見では中々違いが分からない中、日産ヨーロッパの公式サイトでは、フロントグリルとリアには日産の新しいブランドロゴを採用したとなっていますが、当サイト事務局が2021年11月に納車を迎えた日産リーフ2021年モデル(2021年7月にマイナーチェンジ)したモデルで、すでにその新しいブランドロゴを搭載していることから、日本市場が先行してエクステリアのアップデートを行っていたという事でしょう。
搭載機能やバッテリー容量に変化なし
日産の運転支援機能であるProPilot(プロパイロット)やApple Car Play 、Android Auto、そしてアレクサと接続されるという発表もされましたが、こちらもすでに日本市場での日産リーフに搭載されていることから、特に驚くようなアップデートはありませんでした。
更に、航続距離として、WLTP航続距離としてLEAF e+で最大385kmとなっていることから、バッテリー容量の変更や航続距離のアップグレードもなかったことから、バッテリー性能の向上も見られなかったという事になります。
できれば、今紹介した中で言えば、プロパイロットの認識性能などが更に向上していることに期待したいところです。
実績ある日本を代表するEV
今回のアップデートでは、結論を言えば、2021年7月に日本市場でマイナーチェンジされたリーフのホイールが新しいデザインになり、ボディーカラーの選択肢が変わったという事になりますが、10年以上販売されてきて、グローバルでEV市場をけん引してきた日本を代表するEVとなっています。
当サイトでも同モデルを毎日使っていて思うのが、必要十分な航続距離と運転席、助手席共に居住性も高く、何より荷物が沢山詰めるという点です。リーフの次期モデルとしてはクロスオーバーSUVなども期待されますが、このサイズでも新しい規格の電池などが搭載されてくれば、使いやすいサイズとして更なる人気を集めることになるでしょう。