2週間毎に値上げを行っているテスラモデル3
ここのところ2週間ごとに値上げを行っているテスラモデル3ですが、4月22日に行った値上げからやはり2週間たった5月7日に更に5万円の値上げを行いました。
今回の価格改定は以下の通り。
- スタンダードレンジ(RWD)
574万円 → 579万円(+5万円) - ロングレンジ(AWD)
664万円 → 669万円(+5万円) - パフォーマンス(AWD)
749万 価格据え置き
今年に入ってからすでに5回目の値上げをおこなっており、しかもその値上げがはじまったのが3月2日からであるため、2ヶ月で5回の値上げを行っていることになります。
1年3ヶ月前に行われた大幅値下げから、スタンダードレンジは150万円、ロングレンジは170万円値上がりしていますが、それでも日本市場において電気自動車への乗り換えを検討する人が増えていることや、実際に手にした人たちからの評判の良さ、国産車の完全電気自動車としてまともに手に入るものが日産リーフくらいしか無いことから、テスラモデル3への人気はさらに高まっているといえます。
現在最も売れているEV、日産リーフは値下げへ
現在日本国内で、最も売れているEVは日産リーフで、その販売台数は3月の1ヶ月分だけみても、1,748台となっています。テスラが人気を集めながらその販売台数を伸ばす中での値上げを行っていますが、一方で日産リーフについては、スペックなどは従来のままで、全体的な値下げを行いました。
以下が改定された価格です。(千円以下は切り捨てて表示しています。)
日産リーフ(40kWモデル)
- X 382万円 → 370万円
- XV 406万円 → 394万円
- G 419万円 → 407万円
日産リーフ(60kWモデル)
- e+ X 441万円 → 422万円
- e+ G 499万円 → 480万円
日産リーフについては、自宅に電気を戻したり、外部へ電力供給できる「外部給電」が可能であるため、補助金も通常のEVよりも多く用意されているので、40kWhのモデルのXグレードであれば、200万円台中盤くらいで購入が可能になりそうです。
全く対象的な2つの売れ筋EV
大幅値上げを行うテスラとは対象的に値下げを行った日産リーフですが、この2車種が日本国内で、販売台数を伸ばしている電気自動車であることは間違いありません。
幅広い価格帯で様々なニーズに対応し、すでに全国にあるディーラーにより手厚いサポートが受けられる日産リーフと、値上げしつつも、ずば抜けた先進性でファンを獲得し新しい体験を提供していくテスラ。対象的なこれら2種類のEVが今後もEV市場をリードしていくことは間違いありません。
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