金曜日 , 10月 3 2025

韓国ヒョンデが新型EV「IONIQ6」のデザインを発表

EVブランド「IONIQ」シリーズに美しい流線形登場

バッテリー電気自動車(BEV)のブランドとして韓国ヒョンデが日本市場でも納車を開始しているIONIQシリーズに新しい車両「IONIQ6(アイオニック6)」がラインナップされ、そのデザインが発表になりました。

Hyundai IONIQ6 Electriclife エレクトリックライフ

第一印象として、そのボディの「流線形」が特徴的な新型モデルは、前作IONIQ5にも採用されていたユニークなパラメトリックピクセルのテールランプにIONIQシリーズ独特のデザインをのこしつつ、一転走りをイメージさせる形状のモデルになっているといえます。この形状は空力性能が格段に向上するため、BEVの航続距離をより長距離にするという合理性も兼ね備え、次世代の機能と美観を持ったデザインになっています。

Hyundai IONIQ6 Electriclife エレクトリックライフ

インテリアへのこだわり

IONIQシリーズではインテリアへのこだわりも非常に強くなっています。すでに発売されているIONIQ5のリアシートについては、シートのリクライニングや足元の広さを確保したラグジュアリーな環境を提供していましたが、IONIQ6でも内部空間を最大限に活用し、居住性を意識したつくりにもなっているようです。

Hyundai house ヒョンデ IONIQ5 エレクトリックライフ

今回は外観デザインが中心となっていて、そのインテリアの詳細までは公開されていませんが、フロントシートのイメージでは、IONIQ5で好評だったスライド式のセンターコンソールは、フロントパネルと接続された形になっていて、ミラーは車内モニタになっています。IONIQシリーズはBEV向けに独自のE-GMP(Electric Global Modular Platform)というプラットフォームを設計しフロント、リアに広いスペースが確保され、どちらも広い足元空間を演出しているという特徴もあります。

Hyundai IONIQ6 Electriclife エレクトリックライフ

また、インフォテイメントシステムへのアクセスも人間工学的に使いやすい位置に配置され、12インチのドライバー向け液晶と車両のコントロール用の12インチ液晶が統合されています。IONIQ5にも搭載されていてドアの隙間に配置されたアンビエントライトは車内の空間を美しく演出し、気分に合わせたカラーリングへと変更が可能です。

持続可能なマテリアル

インテリアに使われている素材もIONIQ5同様にサステナブルな植物由来の材料を中心に利用し、シートにはリサイクルPETファブリックやバイオTPOスキン植物油由来のバイオペイントなどリサイクルより生まれた素材をふんだんに活用しています。外装の塗料についてもリサイクルマテリアルを活用しています。

Hyundai IONIQ6 Electriclife エレクトリックライフ

IONIQ6のワールドプレミアは7月に開催を予定していて、リアからラゲッジスペースなどインテリアの詳細なども気になります。

人気を集めているIONIQ5に続く更に進化を遂げたIONIQ6についても注目があつまっています。

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About Electric Manager

大学時代に電子工学を専攻し、電気自動車やソーラーカーの研究を行う。 電気工事士の資格も持ち、自動車メーカーでの電気自動車関連の仕事や電力会社での電気工事、その後は充電スタンドV2Hの営業など弱電から強電まで広いエリアを専門としています。

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