家電品がどれくらい電気を使っているかを知っておこう!
電気は現代の日常生活では最も依存度の高いエネルギーです。これだけ電気が普及しているのに、1つ1つの家電品がどれくらいエネルギーを使っているかなどはあまり気にされていない部分です。
最近の家電品はかなり省エネを意識して作られているため、同じ目的の家電品でも昔のものと比べると格段に電気料金の削減につながります。エアコンなど大量に電気を消費する製品などではその差が格段に表れ、20年前のエアコンから変えたとたん電気代がぐっと安くなり、数年で元が取れてしまったという事もあります。
今後、脱炭素に向けたエネルギー消費の削減と上手な活用を考えていくうえで、自分たちが良く使う電気の消費量を知っておくことはとても重要です。
節電エコチェッカーがすごい!
このように家電品の消費電力や電気料金、CO2の排出量などが一目でわかる製品に「節電エコチェッカー」というものがあります。
使い方はとても簡単で、家電品と壁のコンセントの間に差し込むだけで、電気の使用量、家電品の稼働時間、1時間当たりの電気料金、積算電気料金、CO2排出量などを算出してくれます。
一般的に販売されている家電品ならほぼ測定可能
現在家庭用に販売されている電気製品であれば、ほとんどの製品が測定可能です。ただし5W以下の超省電力のものに関しては測定ができない場合があります。
画面の表示切替は緑色の「ECO」ボタンを押すと切り替わっていきます。以下の6種類の表示が可能です。
電気料金については、一般的な電気料金として22円/kWhが設定されていますが、換算レートの設定は変更が可能で、各々契約している電気事業者の料金に設定すれば正確な電気料金の把握が可能になります。(※ECOボタンを3秒間長押しすることで、電気料金の変更が可能です。)
この製品は埼玉県川口にあるリーベックスという会社から発売されているもので、すでに新シリーズも発売されており、他社でも同様のものが多数発売されています。
自宅で使っている家電がどれくらい電気を消費しているのかが省エネへの第一歩です。