冬も快適!電気自動車ライフ!
もう、最近は遠出するのに電気自動車(EV)でないとちょっと躊躇してしまいます。理由は高速道路でのオートパイロットと駐車場などでのアイドリングが無いという部分。この車内で過ごす(休憩する)という感覚はEVに乗り出してから行うようになりました。コロナ禍も手伝ってか、昼食をとる時なんかも、車内にテイクアウトしてきて、快適な温度、快適なシート、快適な音楽や映画を楽しみながらアイドリング無しで過ごせるわけです。ちょっとした「部屋」感覚なんです。
先日は首都圏でも雪が積もりましたが、電気自動車の場合、冬は暖房をONにしてから、温まるまでが非常に速い。あっという間に車内があたたまります。夏のクーラーの効きも良いですが、冬もあっという間。やはり、各社メーカートップが言うように「移動空間の新しい楽しみ方」が始まっています。ハイブリット車に乗っている時には思いもよりませんし、乗り出すまではそんなアイデアすら思い浮かびませんでした。
ボンネットの雪は解けない!
内燃機関車と大きく違うのはボンネットの雪が解けない事です。ガソリン車などでは、ある程度走ってくるとエンジンが温まり、エンジンルームが暖かくなってくるため、ボンネットの上にある雪が解け始めますが、ボンネットの下がほぼ空っぽのEVは太陽の光が当たって溶けるものの、雪が解けてくれません。そのため、雪が積もっている場合はしっかり落とさないと、雪を飛ばしながら走ることになり、周りの車に迷惑をかけてしまいます。
冬は雪道も安心!
日産リーフはFWD(Front Wheel Drive)で、モーターが前輪を動かしています。エンジンがついていないEVはFFとかFRという言い方はしませんね。日産の中でも唯一ワンペダルドライブを実現しているのが、リーフです。雪道はそもそも危険がいっぱいですが、中でも坂道は要注意。日陰などはアイスバーンになっていて、アスファルトと同化するブラックアイスバーンなどが見えにくい状態です。
今まで、オートマチック車だと下り坂はアクセルを踏んでいないのに推進力が働いているため「ブレーキ」を使って制動をかけるというやり方でしたが、ワンペダルドライブならそもそも坂道でアクセルを離すと自動車が止まります。その為、アクセルを踏んでいる状態だと進むという事になります。ブレーキでの制動は、ABS(アンチロックブレーキシステム)があったとしても勝手に進んでいる車に制動をかけているという状態ですので、そもそも危険だったわけです。でもワンペダルドライブだと踏まなければ進まない状態となり、タイヤが転がりながら制動をかけていますし、アクセルを離せば止まるという安心感があります。
それでもタイヤの状況によっては滑っていってしまいますが、ドライバーの制動技術により自動車を滑らせてしまうという状況は極限まで減らすことができています。
まだまだ冬は続きますが、事務所のリーフはフル稼働中です!