リーフから毛が生えている???
ある日、リーフの後部座席に荷物を積もうとしたところ、左後部座席のドア付近にちらっと光る何かを発見しました。ちょうどリアのドアとボディーの切れ目の付近。アカツキサンライズカッパーに映える緑色の物体が目に入ってきました。
これは何???? とGoogleレンズを取り出して検索すると・・・
伝説の「優曇華の花」が咲く?
検索結果には「うどんげの花(優曇華の花)」と出てきます。聞いたこともなかったですが、どうやらクサカゲロウという昆虫の卵だという事です。拡大鏡を通してみると実にきれいな卵です。
優曇華の花は、仏教の世界で語り継がれてきた3000年に一度咲くと言われている伝説の花だそうで、珍しい事が起こった時の例えとして「優曇華の花が咲く」なんていう言葉もあるそうです。
鎌倉幕府が編纂した歴史書である「吾妻鏡(あずまかがみ)」にも、この優曇華の花が咲いたという噂を聞いて人が集まったという話が書かれています。
昭和や平成になっても「優曇華の花が咲いた」とニュースに取り上げられたりもしたようですが、それらもこのクサカゲロウの卵だったという事で、やはり優曇華の花は架空の花なのでしょう。
クサカゲロウは益虫
クサカゲロウは、成虫になると薄緑色の羽をひらひらさせて夏の夜の街灯にあつまって飛んでいるのを見かけます。クサカゲロウの主食は、植物をダメにしてしまうアブラムシであるため、人間にとっては益虫ともされています。
その後観察してみると・・・
いずれにせよ珍しい卵を見れたので、事務局の日産リーフに何か良い事か悪い事が起こる予兆なのかもしれません。
しかし仕事で使っている車です。申し訳ないですが動きます!高速道路も走りましたが、なんと優曇華の花は帰社してもしっかりとついていました。そして翌日になると色が茶色くなっています。どうやらこの色になると間もなく孵化するようです。
さらに翌日、リーフの後部を見てみると、孵化したようで、白い抜け殻が残っていました。リーフの周りにはキュウリやトマトなどの苗もありますので、クサカゲロウにしっかり害虫を退治してもらいたいところです。
まさかのリーフに「優曇華の花」が咲くという珍事が起きましたが、今のところまだ良い事も悪いことも起こっていません・・・。
ちなみにクサカゲロウの「クサ」とは臭いという意味だそうです。独特のにおいがする昆虫だという事です。
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