金曜日 , 5月 27 2022

高速道路で大幅割引されるETCカード

値上げが続く高速道路料金

現在首都高速道路、阪神高速道路の上限料金は普通車で1320円に設定されています。2016年から設定されているこの料金体系では、ETCを利用したときのみ300円~1,320円という料金体系で、現金の場合は一部の区間を除いて一律1,320円となっています。

首都高速ETC ELECTRICLIFE.JP エレクトリックライフ

首都高速道路は2022年4月から値上げ

首都高速道路については、この料金が2022年4月から更に上限が大幅値上げされることになっています。現在は普通車で4.3kmまでは下限の300円となっていて、35.7km以上走行すると上限価格の1,320円になり、それ以上の料金加算はありませんが、この上限が1,950円になり、普通車で55㎞以上走行するとこの価格になります。

今回の値上げされる上限価格についても激変緩和処置による暫定的な価格であるため、今後は上限が撤廃されて走った距離に応じた料金体系へと更に値上げが計画されています。

阪神高速道路も値上げを検討中

阪神高速道路についても首都高速に追従する形で値上げが検討されています。

実際に阪神高速道路の料金ページには「2022年3月31日までの料金です。」という注意書きがされていて、それ以降は変更になるかもしれないという事を暗に示しているようにも思えます。

阪神高速道路 ELECTRICLIFE.JP エレクトリックライフ

高速道路の料金の値上げについては、大都市圏の高速道路で起こっている慢性的な渋滞解消を目的としたものとしていて、今後は上限料金の撤廃などを行い、対距離料金への移行をすすめるとしています。

値上げの代わりに新しい割引制度も

ただ値上げだけ行われるのは消費者にとっては不満だけが残ります。新料金体系になった場合には今までには無かった「深夜割引」や「大口・多頻度割引」に対する割引率の拡大も予定されています。

例えば深夜割引は午前0時~午前4時までに首都高に入った場合には20%割引が適用されます。この割引の導入により、交通量の少ない深夜帯の利用を促すことで、渋滞緩和につなげたいという意図もあります。

中小企業限定!大幅割引が受けられる!

大口利用者、多頻度の高速道路利用がある企業に対する割引が拡大されるのは、中小企業等協同組合法に定める中小企業に対して発行が可能なETCコーポレートカードを使用する場合です。一般的なクレジットカード付帯のETCカードでは受けられない大幅な割引特典が用意されている特別なETCカードと言えます。

これら法人向けコーポレートカードについては、高速情報共同組合、ETC協同組合などから発行されているもので、同組合に1社1口1万円の出資を行う事で、何枚でもETCカードを発行してもらうことができます。

【高速情報協同組合コーポレートカード】
このETCカードを使う事で、地方部の高速道路を走る場合に休日割引として30%、平日朝夕割引で50%、深夜割引として30%の大幅な割引がうけられます。カード発行手数料として1枚あたり550円かかり、年間手数料として1枚につき1年に1回だけ550円がかかります。



【ETC協同組合】
こちらのETCカードも高速情報協同組合のものと同じ割引として、地方部の高速道路を走る場合に休日割引として30%、平日朝夕割引で50%、深夜割引として30%の大幅な割引がうけられます。カード発行手数料が1枚当たり880円かかり、年間の手数料が1枚につき880円かかります。


どちらの組合も中小企業のみが入れるもので、出資金は入会の時に1口1万円かかるだけです。別途かかる費用として発行手数料と年に1回の年間手数料、更に毎月の信販会社への建て替え保証と請求書作成などで5%の手数料もかかります。

このサービスを利用しなくなった時にはいつでも脱退も可能で、脱退時には出資金の1万円が返金されます。

クレジットカード機能が無いETCカードのため、審査も簡単で、発行も早く、実績のない新会社や個人事業主でも発行できます。

高速道路の利用が多い人にとっては、今後の高速料金の値上げへの対策として、経費削減効果が高いものになります。

関連リンク

About Electric Manager

Check Also

太陽光発電所 エレクトリックライフ

電気代はどのようにして決まっているのか?

電気の価格がどのようにして決まっていくのか?日本が抱える電気の問題を考えながら見ていきましょう。

コメントを残す