日産 CHARGING CARDは全てのEVユーザーの強い味方
EVを高速道路やスーパー、コンビニなどに設置された急速充電器や普通充電器で充電する場合は、チャージングカード(充電カード)が必要です。通常は購入したメーカーの充電カードを発行しますが、外国製電気自動車などでは、チャージングカードを用意していないメーカーもあります。
※充電カードを作らない充電方法については、この記事の最後で紹介しています。
自宅に充電スタンドを用意している人なら尚更チャージングカードを使う機会は少ないですが、それでも遠出したときや緊急用に念のため持っておきたいものです。
チャージングカードには種類がいくつかあり、料金体系、サービス内容がそれぞれ違うため、どれが最も自分のライフスタイルにあったものかよく考えて契約する必要があります。
数あるカードの中でも、様々なライフスタイルに合う最強カードがNISSAN CHARGING CARDです。このカードは日産から発売されているEVの利用者でなくても利用できるというところが最大の魅力です。
そして、ZESP3カードには1つのアカウントに最大で10台までの電気自動車の登録が可能となっています。
開設は簡単!日産のお店でカードを受け取るだけ!
日産チャージングカードは、全国の日産ディーラーに行けばどこでも受け取れます。在庫切れしている場合もあるので、取りに行く前に必ず在庫状況を確認することをお勧めします。
特に店頭での手続きはなく、会員番号と認証コードが書かれた台紙についたCHARGING CARDを受け取るだけです。その後自宅に戻ってインターネットから登録作業を行います。
ZESP3サイトから登録。決済はクレジットカード!
店頭で受け取ったカードの会員番号と台紙についている認証コードは重要です。これらを用意して以下のサイトにアクセスします。
ZERO EMISSION SUPPORT PROGRAM 3(略してZESP3)とは、EVの充電インフラを含めたトータルサポートプログラムの事を言います。サイトにアクセスしたら「新規登録」ボタンを押して以下の内容を登録すれば完了です。
- 個人情報登録(車の車台番号が必要)
- クレジットカード情報登録
- 充電サービスカード登録(会員番号・認証コード)
※車台番号は車検証に書かれているものです。日産車でなくても問題ありません。
選べる4つのプラン!
充電プランは以下の4つから選択可能。基本的には自宅で充電を行うという方は「シンプルプラン」を選択します。
- シンプルプラン 月会費: 500円 急速:250円/10分 普通:1.5円/分
- プレミアム10 月会費: 4,000円 急速:350円/10分 普通:どれだけ使っても0円
- プレミアム20 月会費: 6,000円 急速:300円/10分 普通:どれだけ使っても0円
- プレミアム40 月会費:10,000円 急速:250円/10分 普通:どれだけ使っても0円
登録は以上。今後はサイトにアクセスすることで、どれくらい充電したかなどのデータも全て見ることができるので、利用が増えてきた場合などは、ZESP3のプランをプレミアムのプランに切り替えるなどもマイページから行えます。
日産のEVをお持ちの方なら必須カードにもなっています。日産車を持っている人にとっては今後NISSAN CONNECTなどとの連携なども期待したいところです。
充電カードが無くても充電できるスポットはあります。
充電カードが無くても充電できるスポットもあります。ジャパンチャージネットワークが管理運用している充電スポットならカードが無くてもその場でクレジット決済が可能です。シンプルプランだとしても月額500円の維持費がかかりますので、それも回避したいのであれば、以下の記事でその詳細をご紹介していますので、参考にしてください。
充電サポートだけでない充実したサービス
ただし、シンプルプランで500円支払っておくメリットもあります。それはエマージェンシーサービスやレンタカーを最大50%割引で利用できるというものです。
レンタカー割引サービス
日産レンタカーサービスで車をレンタルする場合、最大で50%引きで利用することができるサービスです。例えば、日常的には日産サクラなど街乗り中心の電気自動車を保有していて、たまの長距離運転には大型のハイブリッド車などをレンタルするなど、年に数回の遠出はレンタカーに任せるなども上手な運用方法だといえます。
エマージェンシーサポート
電欠時レスキューコールとEV費用補償という2つの補償が用意されていて、24時間365日、最寄りの日産販売会社へのレッカー移動と、緊急時に発生した宿泊代、帰宅のための交通費、レッカー移動の費用なども最大で55万円まで保証してくれます。ただしこの保証は年度につき1回だけとなります。ただし、このサポートを受けるためにはZESP3に登録されているカードが「日産カード」でなければなりません。ZESP3カードを登録しておけば日産車以外でもこのサービスを利用できます。
このようにZESP3はEVオーナーにとって心強い味方になります。