EVの充電カードを持つと毎月の維持費がかかる
電気自動車(EV)に乗っている方で、自宅に充電器がついている人は普段乗りでスーパーやコンビニなどに設置されている充電スタンドを利用することはまずありません。あるとしたら遠出したときや、充電を何日もできない状態が続いてしまったような緊急の時でしょう。
充電カードは維持費がかかるため、使うか使わないかわからないものに費用をかけたくないものです。
関東なら充電カードのいらない充電スポットも多数ある!
全国に一般が利用できる急速充電器と普通充電器は2万機以上設置されています。その中で、関東を中心にジャパンチャージングネットワークが設置、管理・運用している充電スポットは、充電カードが無くてもその場で充電が可能です。手元にクレジットカード、またはLINE Payを準備しておけば、その場ですぐに充電を開始できます。
充電スタンドの検索は公式サイトの「充電スポット検索」から検索可能です。公式サイトに行けば位置情報から近くの充電スポットをすぐに探すことができ、充電スポットの利用状況もすぐにわかります。
充電スポットの数も関東を中心におよそ8,200スポットあり、今後もそのエリアと設置数が拡大されていくようです。
電話・ネットですぐに簡単決済完了!
手続きは非常に簡単です。およそ2~3分程度で充電用パスワードを発行でき、発行されたパスワードを充電器に入れることで充電が開始されます。充電スタンドが混んでいる際には順番待ちをしている際にパスワードを発行しておきましょう。以下の3つの方法でパスワードの発行ができます。
方法1 ネットからクレジットカード決済
充電スタンド横のコントローラにあるQRコードを読み取って、公式サイトにアクセスします。現在地情報を取得したら近くの充電スタンド一覧が出ますので、現在利用しようと思っているスタンドを選択します。最後にクレジットカード番号と電話番号を入力すれば、パスワードが発行されます。
方法2 最も簡単LINE PAY!(一部の充電スタンド)
充電スタンド脇にLINE PayのQRコードが用意されていればLINE Pay対応充電スタンドです。LINEアプリからQRコードを読み取ると、メッセージ欄にコードが表示されます。あとは対話形式に進めていく事で、LINE Payにて決済を行いパスワードが発行されます。
方法3 電話で発行
充電スタンド横に書かれた電話番号に電話を掛けます。自動音声ガイダンスの指示に従って進み、クレジットカードを入力して、充電スタンドの番号を入力するとパスワードが音声で通知されます。そのパスワードをメモして利用します。ただしこの方法はあまりお勧めできません。パスワードをメモする際に聞き間違えなどが起こりやすいからです。また、クレジットカード番号16桁を入力する際にも間違いが発生しやすく、何度もやり直して時間がかかってしまう場合もあるからです。
以上のように充電カードが無くても充電は可能ですが、やはりカードの特別プランに加入した場合と比べるとかなり割高です。しかしながら普段あまり外の充電器を使わない人にとってはこれで十分事足りてしまいます。
ZESP3のシンプルプランとの比較
実はZESP3のシンプルプランでもほとんどの充電スタンドが価格が変わりません。ZESP3のシンプルプランは維持費として月額500円がかかります。これだとZESP3カードを持つのではなくて今回ご紹介しているカード無しの方が良いように思えますが、ZESP3の場合以下のようなメリットがあります。
- クラウド上に充電履歴が残る。
- 毎回クレジット番号を入力したり、電話したりする手間が無くカードをタッチするだけで充電開始できる。
- 充電できるスタンドが全国に広がり、その数も増える。
ZESP3カードで充電できるスタンドは全国どこでも殆どのものに対応しています。今回ご紹介したカード無しの充電スタンドは全国でおよそ8200台ほどですが、20,000台のものが利用でき、過去の充電量などもクラウドでいつでも確認できます。こうなるとやはりZESP3カードの方がメリットが出てきます。また関東以外の方でたまに自宅以外の充電スタンドを使う場合がある方は今のところZESP3のシンプルプランが一番良いという事になります。
年に数回しか利用しない方でカードを作らない方は外出前にはなるべくジャパンチャージネットワークの充電スタンドの位置を確認してから出かけるようにしましょう。
ZESP3シンプルプランに関する詳細は以下の記事をご覧ください。