グローブボックス内のUSB TYPE-Aを拡張する!
2021年のTesla Model3やModel Yは、グローブボックス内のUSB TYPE-Aとセンターコンソール内のUSB TYPE-Cでデータ通信が可能でしたが、2022年のモデルからはデータ通信が可能なのがグローブボックス内のUSB TYPE-Aのポートだけとなっています。グローブボックス内のUSBは標準ではセントリーモードやダッシュカムで撮影した映像を記録するUSBメモリが刺してあって、それだけに利用されています。
このUSB TYPE-Aはテスラ車の機能を活用するためには必要不可欠なデータ通信ポートです。例えばゲームを利用するときにはコントローラーなどはデータ通信ポートに接続します。しかし録画用のUSBメモリなどは重要な役割を果たしているため、これも同時に使いたいところです。そのためにUSB HUBを接続してデータ通信ポートの数を増やします。
グローブボックス内で取り回しの良いHUB
USB HUBはいろいろありますので、どれでも良いといえば良いのですが、条件としてUSB 3.0のスピードに対応したものは最低限用意したいところです。それと、グローブボックス内は限られたスペースであるため、なるべく小型で邪魔にならないものにしたいところです。色々購入してみて、失敗も繰り返したどり着いたのがこちらのUSB HUBです。
このHUBの良いところは、USBを差し込んだ後に好きな角度に向きを回転させることができることと、すべてのポートがUSB 3.0対応になっているところです。
また、グローブボックス内の奥にあったUSBポートを手前に出して固定されることによって、USBの差し替えが非常に楽になりました。ケーブルが伸びた平べったいUSB HUBも購入して使っていたのですが、どうもケーブルがぐちゃぐちゃになってしまうのと、他のものを収納したときに分岐したUSB HUB本体を見つけるのに時間がかかり、グローブボックス内を引っ掻き回すことになります。これであれば、USBの差込口も常に固定されていて、すぐに差し替えもできて便利です。
もし、グローブボックス内が混んできても、角度を変えたりしてうまく収納することが可能になります。USBポートがLEDで明るく光っているのも暗いグローブボックス内で使いやすいです。
最近では私の乗っている2021年モデルのModel3の場合、純正のUSBメモリでも、社外のSSDドライブ(以前記事で紹介した大容量のもの)どちらも最近のアップデート以降なぜかたまにダッシュカムが無効になったりします。解決策としてUSBメモリの抜き差しを行うのですが、それもUSBポートが手前に出てくるのでとても楽になります。
これで、USBメモリやSSDドライブを刺しておいたまま、ゲームワイヤレスコントローラのBluetoothやWiFi ドングルを刺したままにしておくこともできますし、有線でつないでおいて充電も可能になります。
なぜかこのHUBにしてから、SSDドライブを接続した際のダッシュカムが停止してしまう問題がものすごく少なくなりました。テスラ側のUSBポートをちょこちょこ抜き差ししていると劣化も心配なので、HUBを刺しておくことでそれらも解消されます。価格も安くおすすめです。
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