日曜日 , 3月 3 2024

中国自動車市場に巻き起こるEV旋風

EVが支える中国の自動車市場

中国は近年、電気自動車の分野でも世界の牽引役として台頭しています。2021年も例外ではありません。ウォールストリートジャーナル(以下WSJ)の発表によると、中国の自動車市場は、電気自動車の好調な販売に支えられ、過去3年間の減少傾向に歯止めがかかりました。

中国の自動車市場の成長を後押ししたのは、やはり電気自動車とプラグインハイブリッド車の堅調な販売です。昨年は299万台となり、中国での乗用車全体の販売のうちの15%を占め、前年比で2倍以上の伸びを見せました。Tesla に続き、Xpeng や NIO などの新興EVメーカーが記録的な販売数を叩き出しています。

加速しつづけるEV産業、ガソリン車は先細り傾向に

しかしこれは、中国で展開する全ての自動車メーカーに当てはまった訳ではありません。中国最大の外国ブランドであるフォルクスワーゲングループは、中国でのグループ全体の売上高が約14%減少し、また日産自動車は5.2%減、本田技研工業は4%減など、多くの伝統的な内燃機関メーカーがそれぞれ減少をたどりました。

一方、アメリカの電気自動車メーカーであるテスラは、昨年、上海工場製の自動車を47万台以上販売し、その約3分の1(936,000台以上)が海外に輸出されたことを発表しました。テスラ中国工場の売り上げは、世界を席巻しています。

香港の日刊紙サウスチャイナモーニングポスト(南華早報)は「テスラは昨年12月に70,602台を国内の顧客に納入し、9月に納入した52,153台を更新した。年間ではモデル3とモデルYを合計321,000台納入し、前年比で117%増加した」と述べています。テスラは過度な需要の集中を抑えるために、上海製車両の販売価格をこの5週間で2回も引き上げたにもかかわらず、その販売実績は驚異的な数字となったのです。

Tesla Model3 ELECTRICLIFE.JP エレクトリックライフ

WSJは今後の中国の自動車市場を予測し、2022年も従来の内燃機関は横ばい、またはわずかに減少し、電気自動車がさらなる成長をたどるだろうと見込んでいます。

 

関連リンク

テスラ ジャパン
Xpeng G3
NIO ET5

About electric-panda

Check Also

シグマ・リチウム sigma lithium Electriclife エレクトリックライフ

EVに不可欠なリチウムの採掘を行うシグマ・リチウム

シグマ・リチウム社はカナダに本社があるリチウム金属を生産している企業です。採掘は主にリチウムの生産量で世界5位のブラジルで行われていて、その生産への投資が進んでいます。

コメントを残す