モデルY新車両、テキサスギガファクトリーに配列!
生産開始を今か今かと長らく待望されてきたテスラのモデルYです。この度モデルYの新しい車両が6台以上もテキサスギガファクトリーに配置されていることが確認されました。いよいよ生産が開始されたということでしょうか。
テスラは当初、2021年末までにテキサス州オースティンのギガファクトリーにてモデルYの生産を開始することを目指していました。
テキサスギガファクトリーでのモデルYの生産は、今後のテスラの成長に重要な役割を持つというだけでなく、何よりテスラが開発した新しい構造のバッテリーパックを搭載した新バージョンのSUVモデルをリリースするということで注目を集めています。
新しい構造バッテリーパックは自動車業界の革命となるのか
この「新しい構造のバッテリーパック」とは、いくつもの大きな円筒形のセルを、ひとつのモジュールバッテリーに詰め込んだもので、さらにこれを構造プラットフォームそのものとして機能させ、ボディが直接取り付けられるということです。テスラCEOのイーロン・マスク氏は、この技術を自動車業界の「製造革命」と宣言しています。
そのような理由から、テキサスギガファクトリーでのモデルYの生産には多くの期待が集まっています。
モデルYいよいよ生産開始の兆し
すでに以前からモデルYのボディ生産を強化してきているテスラ。年末までの車両生産開始という目標は達成できませんでしたが、それももう間近に迫っていることは確かなようです。その有力な証拠として、テキサスのギガファクトリー上空でよくドローンを飛ばしているジェフ・ロバーツ氏は、工場で充電されている真新しいモデルYを写真に収め、ツイッターでシェアしています。
New Model Ys at Giga Texas! #ModelY #Tesla pic.twitter.com/ZcFyyiMNZl
— Jeff Roberts (@peterdog15) January 17, 2022
これらの真新しいモデルY車両は、工場の上から見ただけでは、本当にここで製造されたものなのか、もしくはどの程度がここで製造されたのかを確認することはできません。しかし、もしこれが完全にこの工場で製造されたのであれば、それは自動車メーカーにとって歴史的にとても重要な一歩であることは間違いありません。今後モデルYの大量生産が軌道に乗ってくる2022年の下半期、テキサスのギガファクトリーは、テスラの成長にとって特に重要な場所となるはずです。
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