火曜日 , 12月 6 2022

夏場のEV急速充電には要注意!

猛暑が予想される夏、EV充電には注意が必要!

猛暑が続き、「電力需給ひっ迫注意報」が発令され、電力インフラが不安定な状況になる日本全体で節電の協力が求められています。中でも東京電力管内は特にひっ迫している状況で、2022年6月29日の段階では15時~20時の時間帯では特に節電を行ってほしいと呼びかけられています。この時間帯は広く普及している太陽光による発電が低下していく時間であり、また多くの人が電気を必要とする時間にもなってくるためです。

環境市場などでは電力卸売市場の価格推移なども見れるため、ピークを避けるためにはこのグラフのなるべくシステムプライスが安い時間に充電することが必要です。

システムプライス 電気自動車充電 エレクトリックライフ

暑い日のEV充電で起こるエラー!

猛暑日など、比較的暑い日の電気自動車の充電には注意が必要です。特に屋外などで風通しが悪い場所や直射日光が当たるような場所にある充電スタンドでの充電には注意が必要です。日本で普及しているCHAdeMO急速充電器は、その多くが400Vで、最大50kWの出力を行うものです。EVに乗っている人であれば、車両アプリなどで確認できます。

急速充電器などには、空冷のためのファンなどもついていますが、外気温が高い状態で、周辺の気温も高くなっている中、100A前後の高い電流を流せばそれは大変な熱が発生しています。電池や充電器が高温になると、充電性能は落ちるため、気候の良い日に比べて電費性能は落ちます。

また、連続で充電を行うと、十分な冷却ができないうちにまた充電がスタートされるため、充電の途中でエラーが起き、充電が止まってしまいます。一般的には最大30分の充電という仕組みになっている充電スタンドが殆どであるため、この間に車を離れて戻ってきたときに「エラー」になっていると、本当にがっかりするものです。

急速充電器 イオン リーフ エレクトリックライフ ELECTRICLIFE.JP

充電時間もEV利用者としてのマナー

こういった観点からも電気自動車の充電マナーの1つとして、電力がピークを迎えているような時や日中の特に猛暑日などの充電は避けるべきです。特に猛暑日でひっ迫注意報などが発令されている場合は、日本全体にとっての電力需給の問題はもちろんですが、EVに搭載した電池保護の観点や電費を考えても急速充電を控えるべきです。

このように、ピークを避けた充電時間を考えるというのも外部の充電スタンドを利用する場合には必要です。

充電スタンド設置側にもルール設定は急務

2022年5月20日に発表された軽自動車EV、日産「サクラ」と三菱の「eKクロスEV」は合計で1万5千台を突破したようです。間もなく納車が始まるこれら人気車種が市場に出てきた場合、現在の公共充電スタンドでのマナーや利用ルールが非常に心配されます。

高速道路などでは、充電スタンドの順番待ちのための待機位置がありますが、スーパーマーケットなどに設置された充電スタンドにはそういった場所は確保されていません。そのため、近くに駐車して順番を待っているわけですが、整理券などがあるわけでなく、ユーザー間での確認に任されています。順番待ちの札を3枚くらい用意しておいて、順番待ちをしている人が居るかいないかだけでも分かるようにしておかないと今後のトラブルは避けられないでしょう。

NISSAN SAKURA エレクトリックライフ ELECTRICLIFE.JP
Image Credit :NISSAN ( Nissan Sakura EV)

スーパーマーケットは人気の場所に

主婦層に人気の軽自動車EVが間もなく大量に街中を走るようになります。そもそものコンセプトとして街乗りや近くの買い物と謳っているだけに、スーパーマーケットに設置された充電スタンドの人気は高いに違いありません。大手スーパー「イオン」に設置されている充電器などは、自宅で充電するよりも電気代が安くなる場合もあるため、買い物中に充電したいという「主婦層」は間違いなく増えることでしょう。

この充電スタンド争奪戦や、利用マナーについては厳格なルールを設定しておかないと、スーパーマーケットの駐車場は毎日もめ事ばかりとなるに違いありません。待機場所や整理券、5分前までに車両に戻らない場合の呼び出しやペナルティなど、大量注文が発生している軽EVが世に放たれる前に対策が必要です。

放置車両にも対策を

買い物中に充電する人への充電終了後の「放置」についても罰則などが必要でしょう。充電スタンド側での対策が必要でしょうが、経過時間分ペナルティとして充電終了後3分以降からは課金(罰金)が始まり、その分が次に待っていた人が待たされた時間分の充電料金が減額されるなど、放置車両にはペナルティを、待たされた人にはその分の補償が必要です。車両の入れ替えに5分程度必要でしょうから、その後5分間利用者がいない場合は、待たされた人が居ないとみなし、次の人への補償は充電設備の運営側に回されればよいのだと思います。

こういった考え方は実際に利用していないと出てこない発想になりますので、すでにEV利用者は十分にいるわけですから、自動車メーカーが販売した人たちに対しての聞き取り調査などを十分に行い、日本の充電インフラを手掛ける企業などとその整備をすすめてほしいものです。

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