火曜日 , 12月 6 2022

ボルボ C40 Rechargeに試乗!すばらしい!

ずっと気になっていたC40 Recharge!!

このところ事務局での試乗が遠のいておりましたので、ずっと気になっていたVolvoのC40 Recharge(ボルボC40リチャージ)に試乗してきました。なんとなく電話して聞いてみると、なんと2日間試乗キャラバンがちょうど所沢店に来ているという事。いい時に電話しました。

Volvo C40 Recharge エレクトリックライフ Electriclife.jp

2021年11月にC40 Rechargeが発表されてからVolvo Japanはずっとこの色「フィヨルドブルーメタリック」を前面に押し出してプロモーション活動を行ってきています。このブルーが絶妙な新しい色に見えて、実際に見た色はどんな感じかもとっても気になっていたわけです。

既に、ウェブサイトやYouTuberの方々が沢山の情報を掲載しているため、基本スペックとプロの方々の情報は予習済みですので、早速試乗です!!実物、ウェブサイトで見るよりめちゃくちゃかっこいい!気になっていたフィヨルドブルーメタリックもいい色!!

Volvo C40 Recharge エレクトリックライフ Electriclife.jp

SUV電気自動車は現在激戦区となっているのですが、同価格帯の日産アリア、スバルソルテラ、トヨタbZ4X国産勢と比べると、走行性能がかなり高くなっています。0-100の加速を見ても4.7秒と、日産アリアの5.1秒、ソルテラとbZ4Xが7.7秒に比べてかなり高いスペックであることが分かります。

早速乗車!電源のON・OFFは自動!

早速素晴らしいポイント!鍵を持って近づいてドアを開けて入れば車が自動で起動します!テスラモデル3などもそうですが、このシステムは本当に素晴らしい!降りるときも同様車から降りれば車の電源は自動でOFFになります。この車に乗りなれたら、きっとほかの車に乗った時電源をつけっぱなし、エンジンも切らずに車から離れようとしてしまうでしょう!

Googleネイティブのインフォテイメントシステム!

まず触ってみたかったGoogleネイティブのインフォテイメントシステムです。他社のインフォテイメントシステムは独自のインフォテイメントシステムに加えて、スマートフォンを接続してAndroid AutoやApple Car Playに接続してスマートフォン内の音楽やGoogle Mapなどを利用するのに対して、ボルボは接続せずにAndroid OSによりGoogleのサービスが標準搭載されています。これにより、スマホとは独立した形で利用できます。インターネットにも常時接続されていて、4年間は月額の通信料金も無料で使えるようです。

Volvo C40 Recharge エレクトリックライフ Electriclife.jp

この使用感は非常に高速で使いやすく、「直感的」と言われていましたが、確かに画面下にある「ホーム」ボタンを押してメニュー最初に戻るところなどはスマホ時代の直感にあっています。シンプルな画面遷移も幅広い年齢層が対応できる分かりやすい仕様になっています。Android AutoやApple Car Playで呼び出したGoogle Mapよりも格段にマップ操作は使いやすくそして高速。とてもスムーズに動作します。もちろん手元操作からボイスコマンドであらゆる操作が可能!

Volvo C40 Recharge エレクトリックライフ Electriclife.jp

マップはドライバーのモニタにも表示されているため、助手席の人が音楽やその他アプリケーションの操作をしている時でもドライバーの運転を邪魔しません。この方式は他の車種でも採用していますが、なぜか見やすいと感じました。色・・・かな????

Volvo C40 Recharge エレクトリックライフ Electriclife.jp

スポティファイやGoogle Playストアの音楽アプリなどにより、音楽も高音質なHarman/Kardonの音響システムで楽しむことができ、十分なエンターテイメント性も兼ね備えています。停車中に楽しめるYouTubeもGoogleネイティブなシステムならでは。

ツインモーターAWDの走行性能!

早速走ってみました!所沢周辺のアップダウンを試乗させてもらったわけですが、まずは「ワンペダルドライブ」の話。

これ、最高です!

ワンペダルドライブはアクセルペダルだけで走行できる運転方法ですが、日産リーフやテスラモデル3などもそうですが、アクセルペダルを離せば完全停車する運転方法です。この運転方法ではブレーキを踏まないため、踏みかえが無くドライバーの長距離運転の疲労をずいぶん軽減させます。私もワンペダルに乗って以来、たまにクリープ現象が起こる車に乗ると、いかに踏みかえだけでも疲れるかを痛感します。それぐらい運転もしやすくなるという事です。最近では日産アリアやサクラがなぜか完全停車しない仕様にしてしまいとても残念です。

Volvo C40 Recharge エレクトリックライフ Electriclife.jp

ボルボのワンペダルドライブは非常に特徴的で、最後に「ググッ」とブレーキがかかる感覚があります。おそらく回生ブレーキだけで停車しているわけではなく、最後の最後はパッドでブレーキをしっかりかけている感覚があります。雪道の凍結した下り路面などでは、ブレーキを踏まずに停車できるため、高い安全性も実現するでしょう。

ただ、ペダルを離した時の減速の仕方はその速度に合わせて最適に調整されているので、停車する前の走行も非常に安定します。

そして、加速。これはもう言う事無しです。EVはそもそもモーターの加速が素晴らしいわけですが、踏んだ時の直結感がものすごくいいのに、無理な加速感になっていないのもまた素晴らしいと感じます。思いっきり踏み込んでもなぜか余裕を持っている感じがするので、あえて加速を抑えているのでしょう。登り坂のパワーやコーナーでの安定感は低重心のEVならでは。それに2モーターによりAWDパワーも加わり、あらゆる路面で高い走破性を実現する事間違いなし。

おそらくこのクラスのSUVの中では最高の加速性能と運転の愉しさを持ち合わせているのがこのC40 Rechargeと言っても過言ではありません。

広い後席空間とパノラマガラススカイルーフ

後席は、外観からの印象よりも全然広く感じます。足元の広さもそうですが、足元カーペットのフィヨルドブルーカラーが広さを感じさせています。

Volvo C40 Recharge エレクトリックライフ Electriclife.jp

更に、標準装備のパノラマガラスルーフが後席から見る解放感を演出していて、更に広い空間に座っている感覚を与えてくれます。夏場の日差しにも対応したUVカット加工も施されています。

Volvo C40 Recharge エレクトリックライフ Electriclife.jp

リアのトランクルームは、413Lと、他社のモノと比較するとやや狭めに感じるも、十分なスペースが確保されています。後席シートを倒せば最大1205Lのラゲッジスペースを確保できます。沢山の荷物や重いものを持っている時などに便利なリアの車両下に足をかざしてハッチバックをオープンできます。

Volvo C40 Recharge エレクトリックライフ Electriclife.jp

航続距離と充電

搭載されているバッテリー容量は78kWhと他社のEVと比較してもかなり大容量になっていますが、航続可能距離は欧州WLTPで一充電あたり最大438kmとなっています。実用使いではエアコンなども使うため約370km程度となります。バッテリ容量に対してこの航続距離は、ちょっと短いといえますが、正直これだけ走れば長距離の旅行にも十分利用可能です。高速道路への急速充電スタンドの設置は非常に少ないですが、ガソリン車でも高速道路のガソリンスタンドはめったに利用しませんよね。一般道に降りれば旅先でも充電スタンドはかなり沢山ありますので、さほど不便に感じることは無いでしょう。

C40の急速充電ポートは車体左側面後方にあります。鍵が開錠されている状態で手で押せば充電ポートが開きます。

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自宅充電器は必須

戸建て住宅でないとなかなか自宅に充電器を設置するというのは難しいですが、EVに乗るなら自宅充電は必須です。街にはイオンや日産、コンビニなどに既に沢山充電スタンドがありますが、ここはあくまで出かけた時だけ利用するもので、普段は全く利用しません。むしろ、普段使いにおいて自宅に充電器を設置しないならEVはものすごい不便なものになります。せっかくこれだけ素晴らしい性能を持ったC40も一気に使い勝手が悪くなります。

自宅用充電ポートは左前方にあります。充電ポートが左側に集められているのも特徴的です。

Volvo C40 Recharge エレクトリックライフ Electriclife.jp

C40 Recharge付属の充電ケーブルは出先用

C40 Rechargeは充電ケーブルが付属されています。当サイトでは再三話してきていることですが、充電用コンセントに簡易的なものを設置するのは絶対にやめましょう!これもまた、EVを不便なものに思わせるものの1つです。下の写真は簡易型200V(ボルト)の充電コンセントです。最近では建売住宅などにも標準で設置されているほど簡易的なものです。写真のように毎回このコンセントにプラグを刺して、自動車側にも接続し、充電が完了したら、このケーブルを片付けるわけです。

充電はほぼ毎日行う作業です。車から降りて毎回こんな事やっていてはとても大変です!!充電は深夜などに行います。朝急いでいる時に、このケーブルを片付けなければならなくなります。これはEVに乗ったことがある人にしかわからないと思います。

そして、このプラグが簡易的というのはもう1つ理由があって、200Vで15A(アンペア)しか出力しません。電力で言うと3kWです。C40 Rechargeは78kWhもの大容量バッテリを搭載しています。自宅充電ももう少し出力が高いものが欲しいです。最低でも20A。できれば30A程度あれば十分な普通充電スピードとなります。

充電コンセント ELECTRICLIFE エレクトリックライフ

では、どんな充電器が正解か。残念ながらボルボからはオリジナルの充電スタンドが発売されていません。そのため公式サイトでは他社の充電スタンドをお勧めしています。できればボルボらしい、かっこいいデザインの充電スタンドが欲しいところですが、現在では公式サイトでも表示してあるものだと、DELTA社のQ-VEC 6kWの充電器が良いでしょう。正直給湯器みたいでかっこ悪いですが・・・。

デルタ電子EV用AC充電器「Q-VEC」

このような普通充電スタンドをつけておくことで、自宅に帰ってきたら、この充電スタンドからコネクタをとって刺すだけ。朝起きたら抜いて、スタンドに戻すだけです。ほぼ毎日の事ですから、ここ物凄く重要です。しかしながらこの部分を理解していない人が非常に多いです。もちろん前者の簡易コンセントの方が格段に価格が安いわけですが、利便性を良くしないならハイブリッドでガソリンスタンドに給油しに行った方がいいでしょう。そういいたくなるくらいこの2つの充電器には差があるという事です。

Volvo初のEVは最高です。

結論から言って、SUV EVの中でも非常に優れた車だと思います。まず走りの性能は同価格帯のSUVの中では最も優れていると言ってよいと思います。78kWhバッテリならも少し走ってもいいかもしれない航続距離ですが、必要十分を満たしています。そしてシンプルで使いやすいGoogleネイティブなインフォテイメントシステムなど、かなり独創性の高い仕様になっています。

突然の電話だったにもかかわらずボルボ・カー所沢店のスタッフの方々にはとても親切丁寧に対応していただきました。今後ディーラー数は少ないとはいえ、ユーザーが自由に使える急速充電器のディーラーへの設置やボルボオリジナルの自宅充電スタンドの発売により、車両の販売と同時に最適な充電環境の提案などがあれば、日本でも売れ筋のSUVになる事間違いないと思いました。

Volvoファンなら迷うことなく買いのEVです。C40 Rechargeが発売されたのに、プラグインHVなんて中途半端な車を買う人いるのか・・・。

このC40 Rechargeはおそらくボルボが日本市場でEVを本気で販売するかどうかという試金石でもあるはずです。ポールスターブランドのEVを日本上陸させるかどうかなども、この車の売れ行きでかわってくるのでは・・・。

Volvo初のピュア電気自動車C40発売開始

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EV導入を、車両だけでなく自宅環境の整備なども併せて、強く推進していきたい思います。

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