金曜日 , 3月 29 2024

TESLAがModel3とModel Yを同時値上げ

モデルYは発売からたった1週間で値上げ

テスラ がもはや定期的に行うといってよい、今年6回目となるモデル3の値上げを行いました。今回の驚きは、発売からたったの1週間しか経っていないモデルYについても値上げを行なったことです。

今年6回目のModel3値上げは大幅!

今回の値上げはかなり大幅なものとなりました。しかも前回までおこなわれてこなかったパフォーマンスモデルについては44.9万円の値上げとなっています。

Tesla Model3 Price UP エレクトリックライフ electriclife.jp 今回の価格改定は以下の通り。

  • スタンダードレンジ(RWD)
    579万円 → 596.4万円(+17.4万円)
  • ロングレンジ(AWD)
    669万円 → 709.1万円(+40.1万円)
  • パフォーマンス(AWD)
    749万円 → 793.9万円(+44.9万円)

Model Y発売直後に24万円の値上げ!

日本のテスラ ファンが待ちわびていたモデルYは6月10日に発売が開始されたばかりですが、たったの1週間で値上げとなりました。

Tesla ModelY Price UP エレクトリックライフ electriclife.jp

今回のModel Yの価格改定は以下の通りです。

  • スタンダードレンジ(RWD)
    619万円 → 643.8万円(+24.8万円)
  • パフォーマンス(AWD)
    809万円 → 833.3万円(+24.3万円)

発売から経ったの1週間での値上げは非常に稀で、そもそもこの値上げは計画されていたものではないかとさえ思わされてしまいます。

もはや販売戦略とも思える値上げ

テスラモデルYはSUVタイプのEVとして世界でもっとも販売台数の多い人気車種です。すでにイギリスなど右ハンドル市場でも納車が始まっており、日本でも車両番号が登録されたこともあり、テスラ ファンがその発売を心待ちにしていました。

モデルY発売前からテスラ モデル3が今年に入って5回もの値上げを行なっていることもあり、モデルYについても発売当初は低価格で抑え、普及したところで値上げを行うのではないかと言う憶測も飛び交っていました。

Tesla Model Y エレクトリックライフ
Tesla Model Y

モデルYの発売が開始されると、SNSなどでも注文したという報告が飛び交っていましたが、とは言っても、日本市場で言えば高級車セグメントに入る価格帯になっていて、他の自動車の受注台数に比べると圧倒的に受注数は少ないと言えます。

アーリーアダプタ向けの価格設定か?

しかしそれなりの受注を獲得し、1週間でテスラ が設定したアーリーアダプタ向けの低価格設定のフェーズは終わったとも言えます。もしこれが販売戦略だとしたら、テスラ 車はアーリーアダプタ向けには低価格でリリースし、一定数の受注を超えた段階、もしくは設定した受注量の段階別で価格を変動させていくと言う戦略を取っているのかもしれません。

迷っていると価格が上がってしまうと言うのは購入意欲が相当後押しされるでしょう。

海外のモデルYの価格と比較すると日本市場での設定はかなり割安のため、今後もまだまだ値上げが予想されています。今回の値上げで購入を決める人も多くなるではないでしょうか。そして、またある一定の受注を獲得するとさらなる値上げということです。

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