テスラアップデートでは不具合修正もされている
テスラのアップデートは、機能の追加だけでなく、バクがあったり不具合が修正されたりもします。その反面、アップデートのソフトウェアにバグがある場合などもあって、その場合、すぐに修正プログラムのアップデートが行われる場合などもあります。
過去にはセントリーモードの録画がうまくいかなくなり、USBメモリを抜き差ししないと録画が開始されなかったり、車内で音楽をかけている時にドアを開けるとボリュームが下がるはずが、逆に音が大きくなってしまったりなどのバグもありました。
今回2022年9月のアップデートである、2022.24.5アップデートでは、TESLAプロフィールについてや、UIなどが改善されました。
遂にサポート外のストレージを使えなくした?
アップデートがあるたびに不安定になるのが社外のUSBメモリやSSDドライブを使っている場合のセントリーやダッシュカムの記録です。ある時のアップデート後には、フォーマットしないと使えなくなったり、ある時には快調に使えるようになったり、ある時は抜き差ししないと認識しなくなったりと・・・。
以前の記事で紹介した大容量SSDもそのようになっていましたが、今回のアップデートでいよいよサポートされているUSBメモリ以外の使用ができなくなるような修正が入ったかもしれません。
というのも、いつもなら調子悪くてもフォーマットすれば大抵の場合再度記録がはじまったのですが、今回から遂にストレージのフォーマットすらできなくなってしまったのです。何度やっても「ダッシュカム用にUSBドライブをフォーマット中にエラー発生」となってしまいます。
使っているSSDは512GBのもので、純正のUSBメモリの2倍の容量があります。SSDドライブが故障しているという疑いもあるので、コンピュータに繋いでディスクの調査を行うも、すべてにおいて異常なし。
仕方なく純正のUSBメモリに戻すと全く問題なく稼働する。フォーマットも問題なく終了しました。
今までは、全く問題なく使えていた大容量SSDドライブですが、アップデートの度に挙動が色々と変わり、しっかり記録はするも、テスラの画面では再生されなくなったことや、また次のアップデートでは過去に記録した動画もスムーズに再生されたりとかなり不安定でした。
読み書きのスピードはテスラ純正のUSBメモリよりもおそらく高速なSSDを利用しているため、速度的には問題がないはずです。
こうなるとテスラ側で、完全にサポートされたUSBだけしか利用できないような制限をかけてきたのではないかと考えてしまいます。
たしかに、ずっと快調に使っていた時でも翌朝見たらセントリーが起動していなかったなんてことも何度かあり、万が一この際に事故でもあったら困ります。そういったリスクを極力なくすためにも、テスラ側で検証を行ったストレージまたはそれと同様のスペックのもの以外は使わせないようにしたほうがユーザーのためでもあります。
今後も、時期をおいて検証していきますが、今回のアップデートでは使えなくなっていて、フォーマットすらできない状態です。
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