ようやくV2H設置で最強のEVライフへ!
編集部の充電設備はただの普通充電器を設置するのではなく、せっかくリーフを購入したのですから「充放電設備」にするためV2H(Vehicle to Home)にしました。これは、充電のスピードが通常の家庭用よりもより早くなるだけでなく、家に電力を戻せるという放電機能もついています。
納車から1カ月以上たってようやく設置に至ったのは、今年はV2Hに対しても補助金が出ていて、この補助を受けるためには工事計画書を提出して承認を得なければならなかったからです。メーカーには在庫があったようですが、補助金の承認待ちで非常に混んでいるようでした。ここまでは、日産の充電器を利用していたわけですが、いよいよV2Hライフへと突入です。
編集部で注文したのは、EV Power Station VCG-666CN7(プレミアムモデル)です。ニチコン製のもので、実績もあるV2H!リーフはV2Hに対応している数少ないEVの1つです。
ちなみにこのV2Hのスペックは200V充電で、30A 流して6KWの充電が可能です。そして、自宅や事務所に電気を戻す「放電」も同じ性能で戻すことができます。6KWなのでCHAdeMo(チャデモ)アダプタになっているため、リーフはの急速充電用のポートで充電します。通常自宅充電の場合はオレンジ色の小さいプラグを接続します。
アプリで簡単操作!本当に簡単!
家に電気を戻すときには、何かブレーカーみたいなやつを「がちゃんこ」したりしなければならないのかと思っていたら、なんとアプリでワンタッチ操作!こんなに簡単に電気の切り替えができちゃっていいのか…といった感じ!
EVPS Controllerというアプリをダウンロードして、配電盤のところに設置されたWiFiアクセスポイントを自宅もしくは事務所のWiFiネットワークに接続すれば、そのWiFi内で認証された携帯電話から操作が可能になります。最大で5台までが登録可能!
下の写真で、一番左の状態がつながっていない状態。繋げて充電しているのが真ん中の状態です。5.9kWで充電中です。アプリの右上のメニューボタンを押すと、一番右の画面が現れて、放電に切り替えたい場合は「放電開始」」をタップするだけです。そうすることで自宅で利用している電気量に応じてリーフから給電が開始されます。ものすごい簡単!
しかも、タイマー設定なども可能で、コネクタのロック、アンロックもアプリからコントロール可能です。
電気ってこんなに簡単に切り替わってしまっていいんでしょうか!!!!!w
災害時を想定して事務所ではV2Hを設置しました。編集部のリーフは40kWhのものなので、一般家庭4人家族が1日値使う電気量が年平均でおおよそ20kWh前後ですので、丸々2日分。リーフe+なら62kWh搭載ですから丸々3日分といったところです。
変種部も1日は軽く持つため、災害時対策としてリーフはなるべく満充電に近い形にして、有事の際にはリーフ様々というわけです!

だいたい深夜の時間を使って充電するため、出社時にはいつも満充電!(実際には90%くらいにします)
V2Hの利用については今後さらにレポートしていきます。