日産リーフはドラレコが後付けオプション
日産リーフにはフロントとリアにカメラが搭載されているので、ドラレコも兼用にしてくれればよいのですが、そういう仕様にはなっていないそうで、ディーラーでも後付けオプションになってしまっています。
ディーラーにも勧められましたが、もうちょっといろんな機能のものを試してみようという事で、あえて別のドラレコを選んで設置することにしました。
編集部のカー用品を買うのにいつもお世話になっているイエローハット狭山店さんで、つけてもらう事に!
今回選んだドラレコのポイント
編集部で使っているリーフのドラレコを選ぶポイントは次の5点にこだわってみました!
- 画質がきれい
- 簡単に動画を出力できる
- あおり運転対応
- 長時間の駐車監視ができる
- 液晶モニタなし!
で、いろいろ調べていてユピテルのY-400diというモデルに決定したわけです。あまりいらないと思われるスマホへの動画ダウンロードとかもついているモデルです。今回はいろんな機能を使ってみて「ヒト柱」になるのも目的ですw
急接近やあおり運転などの危険運転を察知して録画したものをスマートフォンに自動保存するとの事です。最近皆イライラしていますからね。
設置も終えてアプリをダウンロードしようとしたら驚愕!!
アプリに対して苦情ばかりじゃないですか!!!☆1が圧倒的に多い!このアプリはユピテルの製品すべて共通のアプリなようなので、Y-400diはどうでしょうか。ちなみに使用するスマホを普段使っているPixel6 Proじゃなくて、あえて楽天モバイルの超低スペック機Samsung Galaxy A7でやってみます。
今回のドラレコは助手席側につけてなるべくカメラがセンターに来るように設定しました。ちょっと低い気もしますが、まあいいか・・・。
ドライブレコーダーには3つのボタンがついていて、真ん中のWiFiっぽいボタンを押すとスマホと接続されて動画のダウンロードができます。もちろんSDカードにも記録されているので、普通のドラレコのようにSD取り出してパソコンとかでも見れます。
液晶モニタついていないのが良い!
ドラレコの液晶画面って正直いらないと思うんですよね。無い分電力消費も少なくなりますし、あの画面で見返すことはまずない。今回のはスマホで見れるので更にいりません。今どのように映っているかなんて設置の時だけ分ければいいし、正直必要?とずっと思っていました。夜はチラチラ光が気になるし、液晶消してもなんかでかいのが視界に入ります。なるべく小さいのがいいですね。
アプリへの接続は簡単!
スマートフォンのアプリへの接続は簡単で、ドライブレコーダーについている3つのボタンの真ん中を押すと「スマートフォンに接続できます。」と音声が聞こえますので、スマホのWiFi設定を開いて「YP-*****」とYPで始まるSSIDをタップして接続します。パスワードの初期値は「1234567890」になっているので、これを入力して接続されます。
接続されるとまずはドラレコ映像が表示されています。画面右上の「+」ボタンを押せば、スマホカメラ(ローカルカメラ)へのアクセスも可能になります。マップを表示させてみるとGoogle Map上に位置情報も表示されるようです。
ユピテルのドラレコで地図が表示されない!
さて、マニュアルには最初からGoogleMapが表示されるように書いてあるのですが、これ最初から表示されないんですね。カメラとWiFiで接続しているときには「インターネットに接続されていません」と表示されますとマニュアルで説明をしておきながら、GoogleMapが読み込まれると・・・。WiFi接続と同時に4G回線からとってくるように設定されているならまだしも、接続されていないのにGoogleMapダウンロードされるわけないでしょ!
という事で、このトラブルは簡単に回避できました。いったんアプリにGoogleMapの情報をダウンロードさせてからカメラにつなぎます。そのために、カメラとの接続を切ってローカルカメラのみにします。その後カメラ画面で右下のマップボタンを押すと地図情報が読み込まれます。
一旦ローカルカメラでマップ情報を読み込むとその後は読み込まれますが、おそらくエリアが大幅に変わると同じ事が起こってしまうんじゃないかと思われます。
いずれにせよカメラアプリのバグですから早い段階で対応をお願いしたいところです。
という事で今のところカメラアプリの画面遷移やアイコンの意味などは分かりにくいものの、一応最低限の機能はきちんと動作しているようです。動画も鮮明にとれているし、Y-400diでは問題ない様子。
この低スペックなGalaxy A7はAndroidのバージョンが10だったので、念のためAndroid12搭載のGoogle Pixel 6 Proで試しても問題なし。iPhone12で試しても問題なし。という事で順調に使えています。
スマホあるあるのトラブル
スマホ対応の機器を設定するときによくあるのがメッセージをよく読まずに「いいえ」を押す癖がついている人。スマホはセキュリティ上、カメラや位置情報、スマホ内のファイルなどにアクセスする場合、最初に許可を求めます。これらを「許可しない」などに設定してしまうと、もちろんこれらの機能にアクセスできなくなり、動画のダウンロードすらできなくなります。
一度許可しない設定にしてしまうと、スマホの設定画面から許可する設定を1つ1つ行っていかなければなりません。
もっとシームレスに使いたい
パッケージだけ見ると、あおり運転などの危険運転された場合に自動的に保存しますと書かれていますがこれは今のアプリだと相当厳しい条件になるため、「嘘」と言ってもいいでしょう。
できれば車に乗ったら自動的に接続されて、その間に4G,5Gで通信も行えているような状態であってほしいです。
という事で、動画はスマホ画面で見れるという点で、まあまあ良いドラレコでした!