所沢スーパーチャージャーは場所がいい！
現在本気でテスラが設置拡大を始めた「スーパーチャージャー」ですが、いよいよ所沢市にも設置されたと聞き、行ってみることにしました。全部で４基のスーパーチャージャーが設置された所沢スーパーチャージャーですが、行ったときには１台も止まっていなかったものの、あっという間に満車になるという状態になりました。
この所沢スーパーチャージャーは非常にロケーションが良いです。非常に広い、大型トラックも止められるファミリーマート駐車場の一角にあり、ここは関越自動車道「所沢IC」の入り口の目の前です。所沢の市街地方面から国道463号を浦和方面に行くとインター手前に出てきます。
コンビニの駐車場だと、知らない人が車を止めてしまう可能性もあるので、テスラの車両止めも置いてあります。ロジスティクスの会社が横にあるため、大型の貨物車両が沢山駐車してあります。それでも駐車場スペースがゆったりしているため、テスラの車両以外の車がここに止めるようなことは起こらないでしょう。
以下が所沢スーパーチャージャーの地図です。
高出力250kW級V3チャージャー！
4基のスーパーチャージャーの後ろにはキュービクル（高圧受電設備）が設置されています。最新のV3スーパーチャージャーは250kWの高出力です。
実際充電してみると、26％の電池残量からスタートして、188kWのスピード。やっぱり早いスーパーチャージャーです。ただし、充電が進むにつれてこのスピードが落ちてきたのと、所沢スーパーチャージャー4基すべて埋まったこともあり、60％くらいまで充電が進むと、63kW程度までスピードが落ち込みました。
それでも、コンビニでちょっと買い物をしていたら、あっという間にかなりの航続距離が注入されるため、やはりこのスピードは魅力的です。私は、どうせ行くならと、かなり減らした状態でチャージを行いその充電スピードの推移などを見ていましたが、日常的に使われている方は、ちょっと充電したら出ていってます。
日本でも他社EVへの開放はあるか？
すでにヨーロッパなどでは、テスラのスーパーチャージャーが他社のEVへも解放され始めました。ヨーロッパで販売されているテスラ車については、CCSプラグになっているため、スーパーチャージャーもCCSになっています。CCSはヨーロッパでも普及している充電プラグの規格であるため、他社EVへの開放もスムーズに行えました。北米でも今年に入って解放されることが決まり、ますますテスラのスーパーチャージャーのシェアが広がってきます。
北米では日産がテスラのスーパーチャージャーに対応へ
日本は現在ChadeMo方式を採用しているため、テスラとは違うプラグが一般的に利用されています。そのため日本で他社EVへの開放を行っても現状では使えない状況です。しかし最近、北米で日産アリア以降に発売する電気自動車については、2025年からテスラが採用しているNACS規格を採用すると正式に日産が発表しています。
これを皮切りに他社もNACS規格採用となれば、いよいよ日本が席巻してきたChadeMo規格は窮地に追い込まれてしまうかもしれません。
