EVライフが何倍にも楽しくなるサービス!
スマートフォンを使って日産車の遠隔操作が可能になるNissan Connect(日産コネクト)は、日産の電気自動車(EV)を購入した人には絶対におすすめのサービスです。
ガソリン車やハイブリット車でももちろんその効力を発揮しますが、EVを購入したのなら絶対に入るべきサービスです。
なぜならEVライフが楽しくなるという付加価値だけでなく、実用使いの利便性が格段に向上するからです。年間6,600円のサービス料がかかりますが、EVを効率的に活用できるようになるメリットはその金額以上のパフォーマンスを提供してくれることは間違いありません。
編集部で実際に利用した経験から自信をもっておすすめできます。
Nissan Connectで何ができるようになるのか?
日産コネクトに契約をすると以下のような事ができるようになります。
- 乗る前にエアコンをかけたり、止めたりできる。
- リモートで施錠・開錠ができる。
- 家の中でスマホでナビの行き先を設定しその情報を車に送信できる。
- SiriやGoogleアシスタントの音声で車の操作が可能。
- スマートスピーカーと繋いで操作が可能。
- ナビ画面からワンプッシュで日産オペレータに接続可能。
- ナビの地図情報の自動更新が可能。
- ナビ設定の際に現在の充電残量から充電スポットを自動的に経由地として設定してくれる。
- 充電スポットの空き情報が見れる。
- 現在の充電状況の確認ができる。
- リモート充電ができる。
最後の4つはEVならではのサービスです。
ナビ設定の際に充電スポットを経由する
Nissan Connectが用意しているドアtoドアナビは、出発前に家の中でスマホで行き先を設定してその経路情報をそのままインターネット経由で自分の車に送ることができるため、車に乗ってからナビのセットをする手間が省け、車に乗ったらすぐに発車できます。
また現在の電池残量から推測して充電の必要を判断し、最適な充電スポットへの立ち寄りの提案もしてくれて、その地点での電池残量予測なども表示してくれるため非常に便利です。
充電が効率よくできるようになる!
EVの充電はタイマーでできるので、自宅に帰ってきたらプラグをさしておけば、電気料金の安い時間になったら充電を開始したりすることができるのは当たり前の機能ですが、予定外に充電したい時などはいちいち車に行って設定を変えなくてもNissan Connectアプリから充電をスタートできます。
また、出先で充電をする場合、充電の進捗状況をアプリで確認でき、また終了通知を受け取ることもできるので、その場を離れて喫茶店などで待つことも可能です。
更に、行った先の充電スポットが混雑していたのでは待ち時間も多くなるため、空き状況などもその場で確認が可能です。
無駄な時間を省けることで、この2つの機能だけでも年間の費用を上回る効果を得ることができます。その他にもさらにドライブを楽しくする機能が満載です。
車から離れていてもリモートコントロール
ここからはEV、ガソリン車にかかわらず便利な機能ですが、アプリのUIも非常に優れていて、自車の現在地確認や施錠、エアコンのコントロールがどこからでも可能です。
これにより、冬は家の中から車を暖気しておいたり、鍵の施錠確認とその施錠・開錠もリモートで行えます。
音声によるコントロールも可能
Amazon AlexaやGoogle アシスタントとも連携するため、自宅にAIスピーカーがあれば、これらに話しかけて上記機能のコントロールが可能になります。
もちろんスマートフォンのアシスタントでも可能であるため、iOSならSiriを使っても車のコントロールが可能です。
新規に申し込むにはどのようにするか?
Nissan Connectに申し込むには2種類の方法があります。
- 日産ディーラー店頭での申し込み
- オンラインでの申し込み
車を購入した際に日産ディーラーで申し込めば情報はすべてそろっているので簡単です。
オンラインで申し込む場合は車検証に書かれている車台番号・初度登録年月・登録年月日の情報か車検証のスキャン、はっきりと情報が分かる写真などが必要です。少し前の車両で利用する場合には車載器IDも必要になります。ちなみに新車だけでなく、中古車も必要です。
申し込み後の設定は?
申し込み後、郵送もしくはディーラーからIDとパスワードが入った封書が届きます。
このIDとパスワードを使って以下の手順で設定を行います。アプリへのログインは車載機にログインした後でないとログインできませんので注意が必要です。まずは公式サイトに行って本登録を行います。
- 日産コネクト公式サイトにパソコン・スマホからログイン
https://www3.nissan.co.jp/connect - パスワードを変更します。
- これで本登録が完了です。
- 車載器のNissan Connect 設定画面を開き、IDと新しいパスワードを入力して「登録」ボタンを押して車からもログインします。
- スマートフォンにNissan Connectアプリをインストールします。
- IDと新しいパスワードでログインします。
これでアプリ上に車の状態が表示されます。
GoogleアシスタントやSiriと接続する
Google アシスタントを利用するためにはNissan ConnectのIDとパスワードを利用してGoogleアシスタントと接続を行います。手順は以下の通りです。
- アプリ左上の「三」ボタンをタップ。
- 設定/その他をタップ。
- スマートスピーカーと連携をタップ。
- Google Assistantで使うをタップ
- LEAFの画面で「LEAFとつないで」を選ぶ。
- 質問に答えていくとNissan Connectのログイン画面からログイン
以上で接続が完了します。
Siriと接続する
Siriとの接続はもっと簡単です。
- アプリ左上の「三」ボタンをタップ。
- 設定/その他をタップ。
- Siriと連携をタップ。
- 使いたいコマンドを選択してSiriに登録します。
このように各種アシスタントと接続することで、スマートフォンと連動した音声による便利な操作が可能になります。
日産のハイブリット車での活用はもちろんですが、EVなら絶対に利用すべきサービスです。