火曜日 , 4月 23 2024

日産リーフ60kWhで無充電三嶋大社へ日帰り旅行!

日産リーフ60kWhで首都圏から日帰り無充電旅行

日頃日産リーフ40kWhを乗っている当サイトスタッフが、2022年11月に日産リーフ60kWhで首都圏から日帰りで沼津港~三嶋大社に行ってきた旅の記録です。同じリーフでも20kWhの違いはやはり遠出したときに大きな違いとなっています。しかし実は40kWhで出かけてもあまり関係ないという事にも気づいています。そのあたりを本記事でレポートしていきます。

2022年モデルの日産リーフは日産ロゴとライトのフレームが光ってかっこよくなりました。今回はこのバーガンディ・スーパーブラックのツートーンカラーモデルで旅に出ます。

沼津港ー三嶋大社ドライブ 日産リーフ60kWh エレクトリックライフ ELECTRICLIFE

圏央道狭山日高ICから三嶋大社へ

今回は無充電であるため、往復で300km程度の距離を選びました。渋滞を加味したら片道3時間くらいかかることもあるため、これくらいが日帰り旅行ならベスト。こうなれば日産リーフ60kWhなら無充電で行って帰ってこれるはず。

今回は、三嶋大社へ参拝に行きたいと思いますが、三島と言えば「うなぎ」です!富士山の湧き水で養殖された鰻は、良質のうなぎに成長するため名物となっています。途中、沼津港へも立ち寄って、ブランチに海鮮もいただいてしまおうと思います。

まずは圏央道「狭山日高IC」を出発し、途中海老名JCTで圏央道から東名高速道路に入ります。その後御殿場JCTで新東名に入り、沼津港を目指します。

沼津港ー三嶋大社ドライブ 日産リーフ60kWh エレクトリックライフ ELECTRICLIFE

沼津港に行くためには、新東名を「長泉沼津IC」で降りて下道を走ります。沼津到着後は、朝から開いている海鮮問屋さんで、海鮮焼きを楽しみ、その後三嶋大社へ下道で向かいます。沼津港から三嶋大社へは下道で20~30分くらい。土日なので、三島市内はあちこち渋滞中です。

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早朝6時25分に狭山日高ICを出発し、圏央道に乗ります。スタート時のバッテリ残は96%、残り航続距離は374kmです。

土日の行楽日和という事もあり、早くから観光地へ向かう車で渋滞していました。

海老名JCTまで60kmを60分走行

圏央道に乗ったら、さっそく日産プロパイロットをONにします。これで後は手を添えるだけの自動運転。これに慣れてしまうと、もう遠出はプロパイロットなどの運転支援が無いと行きたくないと思うくらい楽々です。

東名高速に入る分岐である海老名JCTまでは圏央道を60分ほど走ります。この分岐まででバッテリを15%消費して、60km走行したことになります。日産リーフ60kWhの車両は、40kWhのモノに比べて加速するときにずっしりとした重さを感じます。そこに大人3人が乗車しているわけですから、電費がもう少し悪くなるかと思ったら思ったよりは良い状況です。残り航続距離は329km。予定では314kmくらいになるはずでしたから、電費が予定より良くなっています。

途中「足柄サービスエリア」にて休憩です。8時36分になり、出発から約2時間経過したこともあり、ここで休憩。足柄SAには電気自動車用急速充電器(EV QUICK)が2基ありました。急速充電器待ち用の駐車スペースも確保されています。沼津港ー三嶋大社ドライブ 日産リーフ60kWh エレクトリックライフ ELECTRICLIFE

まあ、高速の急速充電器はよっぽどの事が無い限り利用したくないものですが、空いていたら念のため入れておくような感じで使っています。今回は無充電の旅ですので利用しません。

足柄SAからも富士山が良く見えます。東名高速下り線は、富士山がだんだん近づいてくるのがとてもいいですね。

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御殿場JCTから新東名「長泉沼津IC」へ

足柄SAを出たら間もなく御殿場JCTです。ここからは新東名に入ります。新しく整備された新東名は、「御殿場JCT」から「浜松いなさJCT」間のおよそ160km区間は120km/h出せる区間があります。しかしここも100km/h巡行のプロパイロットで行きたいと思います。

9時7分に新東名「長泉沼津IC」に到着し、ここから下道で沼津港へ向かいます。およそ20分くらいで到着予定です。

沼津港で海鮮焼きを楽しむ

沼津港に到着したのが9時30分ですので、出発からちょうど3時間かかったことになります。ここまでで38%電池を消費して、残り58%となり、航続距離の残りは248kmです。普段日産リーフ40kWhモデルに乗っていると、60kWhモデルはバッテリが全然減らないイメージです。有料駐車場に止めましたが、漁港の奥に進んで行けば無料の駐車場も沢山あります。

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沼津港には海産市場があり、好きな海産物を購入したらその場で網焼きで食べられるという市場がいくつかあります。場所によって値段も結構違っていました。

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はまぐり、かき、えび、ホタテなど新鮮な海産物がリーズナブルに楽しめます。特にサザエは肝までおいしくいただけるものでした。贅沢です。

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この沼津港での網焼きはちょっと癖になりそうです。

三嶋大社へ移動

現在三嶋大社では、御大典奉祝記念事業として修復事業が行われているようです。実に令和10年までの大事業です。11月初旬でもあり、七五三詣も行われていました。源頼朝にゆかりある神社として、大河ドラマなどの影響もあり、今年は特に人気を集めているようです。

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三嶋大社の周りには鰻屋さんが沢山あります。富士山の裾野からの湧き水が集まって流れる河川が、三島市の街中も流れています。この綺麗な湧き水で育った鰻が評判になっています。街で人気を集めているうなぎ屋の老舗は「桜家」さんですが、他にも隠れた名店は沢山あります。

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三嶋大社参拝の前にまずはうな重を頂くことに。今回は初めて入るお店「ひいらぎ」さんにお邪魔しました。ここは三嶋大社のすぐ隣。大社に最も近い鰻屋さんです。

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うな重を頂きましたが、肝吸いの他にサラダや大学芋などもついてきて充実の内容になっていました。肝も別で注文可能です。

食後、三嶋大社参拝です。大鳥居を抜けると広い庭園が広がっています。

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本殿の手前には「神門」があり、ここを抜けると神事や奉納行事が行われる「舞殿」が現れ、その奥に本殿があります。

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本殿は国指定の重要文化財となっていて、伊豆の名工「小沢半兵衛」らによって造られた美しい彫刻が特徴となっています。

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樹齢1200年と言われている天然記念物の金木犀は9月ごろが見ごろだったようです。これは国定の天然記念物になっているようです。ほかにも源頼朝が腰かけた石や松尾芭蕉の句が書かれた石碑や若山牧水の歌碑など見どころの多い境内です。

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三嶋大社からの帰路

帰りは来た道と同じルートで140kmの道を行きます。13時50分に三嶋大社周辺の駐車場を出発します。電池残量53%、残り航続距離は224kmです。帰りは時間が早いこともあり特に渋滞もなく順調に流れています。

沼津港ー三嶋大社ドライブ 日産リーフ60kWh エレクトリックライフ ELECTRICLIFE

そのため、1時間後の14時50分には海老名JCTに到着しました。15時30分にゴール直前で狭山サービスエリアにて20分ほど休憩をとり、ゴールの狭山日高ICに到着したのは、15時52分となり、電池残量は12%、残り航続距離は54kmと十分な電池残量を残して無充電での旅を終えました。

リーフ40kWhでも同じ事ができる?

今回は60kWhという大容量な日産リーフで充電無しでの日帰り旅行を目的としていましたが、実はこの実証実験中に日産リーフ40kWhでも無駄な時間を過ごすこと無くできるなと感じました。今やどこにでも設置されるようになった充電スポットは、今回の訪問場所にもいっぱいあったわけです。リーフ40kWhで行くと、どこかで充電しなければなりませんが、休憩ポイントにはすべて目の前に急速充電器がありました。沼津港は駐車場近くの鰻屋さんにもありましたし、三嶋大社でもやはり鰻店横にありました。

沼津港ー三嶋大社ドライブ 日産リーフ60kWh エレクトリックライフ ELECTRICLIFE

今回の無充電の旅では使いませんでしたが、リーフ40kWhでは帰りの分が必要になります。それでも休憩中に充電ができるため、時間のロスなくできたなと感じます。

ガソリンスタンドは街道沿いにあるのが普通ですが、充電スポットは「車が駐車する場所」にあるため、EVに乗っている人しか意識していないので、目につかないのでしょう。地方などではガソリンスタンドよりも充電スポットの方が多い場合がよくあります。

しかし無充電なら何も考えずにプランを立てられることもあり、これくらいの容量を積んでいれば、遠出も楽々であることは間違いありません。

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