待ちわびたスターリンクが届きました!
8月ごろに何かのニュースを見て日本でも2022年の第3四半期にはサービスが開始されるというスターリンクの受付開始を知ったため、慌てて申し込んでみました。
それから1か月半ほど経過した10月初旬、「Starlinkの発送準備が整いました」というメッセージが来たので、恐る恐るウェブサイトを開いてみますと、受信用のアンテナの代金は73,000円、月額利用料金は12,300円と思っていたよりも全然低価格なのに驚き!ちなみに予約時に99ドルを支払っていたので、残りの58,000円程度を支払いしました。それから1週間ほど経過して、やっと私たちの手元にも届きました「Starlink」!
小雨がぱらついていましたが、もう試さずにはいられませんでしたので、早速試してみます!
沢山飛んでいるスターリンク衛星
スターリンク衛星は高度550kmというやや低めの軌道を飛んでいる人工衛星で2020年からアメリカ、ヨーロッパで試験運用が始まり、現在では実用化され一般向けにサービスが開始されました。現在およそ1,600基の衛星が地球上を周回していて、計画では2020年代の中頃までに12,000基の衛星を3層にわたって展開し、より高い高度に26G~40GHz帯の周波数に対応した衛星を打ち上げる予定だそうです。
日本でも10月上旬からサービスがいよいよ開始され、これはアジアでは初めてとなります。しかしそのエリアは関東から北、札幌より南のエリアとなっています。エレクトリックライフ事務局がある埼玉県西部エリアはギリギリ範囲に入っているため、利用できるようです!
恐ろしいほど設定は簡単!
スターリンクアンテナの設定は恐ろしいほど簡単です。ダウンロードしておいた「Starlinkアプリ」を起動してセットアップに進み指示通り設定していきます。まずは基台にアンテナを差し込み、次にロケーションが問題ないかをアプリでスキャンします。事務局近くの駐車場で設定しましたが、近くに防風林や電線などがあったため「場所を変えた方がいい」という内容の指示が出ましたが、構わず続行します。
次にWi-FiのSSIDシグナルの名称を決めて、そのパスワードを設定します。これでスマホをスターリンクのルーターに接続して衛星経由でインターネットに接続します。物凄い簡単に終わってしまいました。そんな事しているうちにアンテナは勝手に位置調整をしたようです。
十分早いダウンリンクとアップリンク!
スタッフが乗っているテスラモデル3の上にあえてアンテナを置いて、早速速度を計測してみると、下り140Mbps、登り25Mbpsと小雨&防風林に邪魔されながらも良いスピードが出ました。しばらくたつとアンテナの向きが自動的に変わったので再度速度を計測すると193Mbps!! はやい!!
Disney Plusの動画なんかも試してみましたが全く問題ありません。なんという事でしょう!
翌日、天気が良い日にもう一度試してみます。スターリンクの箱はとてもデカい!むき出しのままこの箱で送られてきますが、なんか専用ケースとか考えないとこのまま段ボール箱で持ち運んでいてはそのうちボロボロになりそう!
もう設定は終わっていますので、昨日と同じ場所で試したところ、いきなり179Mbpsです。これはいいですね。ダウンリンクも47Mbpsとこちらもはやい!
そして、箱から取り出して設置してインターネットに接続されるまでのスピードがおよそ2分!衛星も勝手に拾ってくれるため、やることは箱から出してアンテナを基台に刺して電源を入れるだけ・・・・。
きっといつかテスラにも搭載される日がくるのでしょう。
これからいろいろ使っていきたいと思います。
スターリンクは移動させるのに追加料金が必要
スターリンクを申し込むと最初のサービスは「レジデンシャル」という種類に設定されていて、基本的には自宅などで固定で使うという内容になっています。もし持ち運んで使いたい場合にはポータビリティ(PORTABLITY)プランをオプションで追加(月額2,800円)することで、アンテナを持ち運んで使えます。
これくらいのスペックをもっていて、このくらいの月額料金であれば、個人でも所有できるライフラインとしてのインターネット網としてかなり普及するのではないでしょうか。災害時の備えとして導入を進める自治体なども出てきそうな感じがします。
私たちもいろんなイベントで使ってみます!
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